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Liner Notes


なんと。当作品、シリーズ化決定(ええええっ??!)にあたり、BBSにてほざいておりましたモノに加筆修正
いたしております。(や、あんま変わってないですね・・・・。)

ぼかしまくりで背景説明皆無のヴァンパイア小説に関する一考察(そんなたいしたモノではない)です。


ゾロの食事は? その壱
「普段は血を採らない」。本文で彼も言っております。じゃあいつ採るのか。「伴侶」にしようと思った人間のモノか、
伴侶からです。一種の血の契約ですね。ねえ、ロロノア。そんな大事なことなんだから、最初に確かめようよ、って
突っ込みはしちゃ嫌です。(笑)。恋はえーと。ハリケーン??でも、伴侶にした後はまあ相手は当然もうヴァージン
ではありませんが、大丈夫なんです。変成はしません。なぜかは下記の「伴侶とは」を」ご参照ください。


ゾロの食事は?その弐
「ヤラしすぎる」お食事ですが。「身体変化」は生じさせなくても精神・感覚だけでキレイにイってもらっちゃうこと。
すとーんとね。(みもふたもない説明ですね。)キスもしないし、なーんもロロノアしてません。首、ないし指のリーチの
範囲をただ、さわってるだけ。あーでも、多分彼のことですから。眼でもイかせちゃってるでしょうねぇ。
サンジくん、お疲れ様。(合掌。)


ゾロの食事は?その参
「普段の食事」はどうしていたのでしょう?ちなみに彼は偏食です。「好きなモノ以外は食べない」。  
どこのお子様だ?猫のときは「ミルクとチキンと海老」を食べておりましたが(笑)、じゃあそれ以前はといいますと。
「生気」を無差別に人間から採っております。(んん?そう、サンジくんを食す場合と微妙に違いますね。)すれ違いざまとかちょっと肩がぶつかったとか。あるいはベジタリアンにでも転向したら植物や樹木からでも採れるかもしれません、「生気」なら。好物がみつかって良かったね、黒猫ロロノア。


伴侶とは?
勝手な創作コンセプトです。限りなくヴァンパイアに近いけれど、別の存在。特に生存のためにヒトさまを摂取する
必要は無いらしいです。逆に、相手からある意味もらって(なにを?!)いますので、ハイ。要は、永遠に愛情とゴハンをくれる人。おおおー、まんまサンジくんやん!よかったなっロロノア!(はい、アホは放っておきましょう。)
めったにそんな相手は見つかりません。とても貴重。

普通、ヴァンパイアは色事をしませんが、この「一族」はするらしい。生命力のおーせーな不死者なんですね。
なんか、ちょっとイヤ(笑)。純粋に、快楽が好きな方々らしいです。「食事は美味しく」。が基本 モットー。あ、ちなみに相手から血をもらうときは、やっぱりベストな状態がよろしいでしょうから、必然的にそうなりますでしょう。ちなみにサンジくん、いくとこまでいっちゃって血を吸われただけで伴侶になったわけではなくて。きちんと、ロロノアからも、彼の血をもらってしっかり意識不明状態で飲まされちまっております。だからロロノアさん、翌朝一大決心でごめんなさい、
あるいは「物騒なプロポーズ」(cイトさま)をするわけです。


頭首とは?
ロロノアさんの一族の、族長といいますか、長ですね。彼に生殺奪与の全権があります。この一族が最後の生き残りですから、基本的に同族間での殺しはタブーです、あのいじめっ子の言う通りです。
ただ、彼が不幸だったのは、既にロロノアさんが伴侶にすることを勝手にかつ密に心に誓っていた相手を浚ったこと
ですな。危険察知度の高いヒトですから、仮契約勝手にして(血、飲んでましたね)、頭首に「あいつぜってーブッコロス」と直談判に行っていたらしい。
さて、同族殺しより重いタブーは、同族の伴侶に危害を与えること。だって、いることすら貴重な存在です。
一族あげて守ってあげなくちゃ、です。ハイ。 そして、誰かって?もちろん、黒刀をお持ちの
あの方です。だって
好きなんだもん(笑)。

変成とは?

「処女以外の血、飲むと。変成しちまう」とロロノアさん言ってます。彼の場合は黒猫に変わってしまいました。
でも一族の皆が皆黒猫かというと、違います。毛色や見た目の個体差はあるらしいです。ちなみに、「頭首」が
まかりまちがって変成してしまったらタイヘンです。黒ヒョウになっちゃいます。捕獲されちまいます。大騒ぎですね
変成を解くには、「逆もまた然り」です。けれど変成を解く際には、伴侶にしようとする人間の血ではなくても良い
らしい。エマージェンシーですから。舐めるだけだし、飲まないし。ただ、子供の血などは論外です。
純潔で当たり前ですから。妙齢の人間の血に限ります。そのあたりはけっこうストリクトです。



「一族」について
これも創作コンセプトです。「絶滅種だろ」とサンジくん言ってます。その通りです。他のヴァンパイアは民族浄化の
名のもとに片っ端から殺戮されてもうロロノアさんの一族の数十人だけです。ですが、「ほぼ絶滅種」とご本人の言う通り、もうこれ以上数が増える事はありません。なぜなら。

太陽は平気だわ快楽は好きだわ、おまけに「伴侶」までもしかしたら見つけられるなんて、これだけ良いトコ取りの
不死者ですから、一つくらいどうにもならないことがなくては、これは不公平。と天が思ったのかどうかはいざ知らず。
この「一族」は、他のヴァンパイアが当たり前のように備えていた「人間を同族にする」能力がありません(なんと)。
ヴァンパイアは子孫なんて作れませんから、そもそもどうやってじゃあ生まれているのか。

この一族はみんなもともとは人間です(はい?)。隔絶された地方で永く続いていた血族です。「ある一定の年齢」まで普通に育ってヴァンパイアに変成してしまうヒトもいれば、人間のまま生涯を終える場合もあります。が、ほとんど、
変成してしまうことはありません。百年に一人程度の突然変異です、はい。ただ、この人間の側の血族で「魔女狩り」を生き延びられた者が無かったので、ほぼ絶滅種、なわけです。



単なる雑談:なんで猫はついていったのか?
多分、一目惚れ。ががががんと雷でも落ちてきたんでしょう彼の頭に。
それにしてもそもそもなんで猫に変成したか。惚れた相手が「違う」のを百も承知で吸血したのでしょう、きっと。
究極のアイの告白ですものね、彼にとっては。ああなんてイイ男なんだっ(おいおい)。同族がどんどん殺されていっている時期としましょうか、時代設定は。どうも悲恋くさいです。それで世を拗ねてしばらく猫のまんまだったのではないかと思われます。
そこへ、もう天使のようなヒトが通り過ぎるわけです!(←あんた誰)。もうどうせ猫だし。駄目モトでする すると付いていったんでしょうね。変成中の彼の心中やいかに。笑。



はてさて。こんなんで本品の背景不足解消の一助になりましたでしょうか。以後、このシリーズ、お見知り置きくださいませ。



二矢 拝




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