A Note I
あとがき。
私はとても、エースというキャラクタが好きなわけです。「兄」なんてふざけた呼び名で呼んじゃあいますが継続的な好き具合はロロノアを超えるくらいの勢いです、実は。ええもう、勝手に自分仕様にしてパラレル以外では出せないほどに(こら)好きなわけです。ワタクシ仕様の兄は、いってみれば「そばかすもキュートなワイルドセイネンまだ少年。でもオトコ。そして、本命には振られ男」。対談に登場したはなっから、カレは好きなよーうに笑っていてはくれましたが。 そしてかたや私がれむれむにぜひこのキャラを出しておくれよとお願いしたのが彼女のオリジナルキャラの赤毛の魔女、リヴェッドだったわけです。最初は華のあるオトナの女がいたほうが場が盛り上がるだろう、などと安易に考えておりました。 ところが、です。この兄が、対談中非常に伸び伸びとこのリヴェッドがすきだすきだと陽気に言い出しまして。兄の(この兄は、マフィアの切れとロックスターの天然タラシの絶妙ブレンドをイメージしておりました)好きにさせていたら切なくもあまい恋に事態は展開いたしました。 リヴェッドの視点からみたバカ騒ぎの一夜の切れ端。なるほど、こんな風に見えていたのね、と思っていただければ幸い。そしてなにより、リヴェッドの視点からみても、やはり兄は愛すべきロクデナシ(褒め言葉)。素直なままに愛情をばら撒くヒトの強さと残酷さがちらりと掠めておりました。 付録というには勿体無いなぁ、これはメインディッシュだ、とれむ嬢のお話をこよなく好物とする私は思っております。そして図らずしもこの二人のラストダンスに"Stardust"をリクエストした自分にちょこっと、えらいぞ、なんて思ってみたりしつつ。 そしてなにより、後半。これからが、彼女の腕の見せ所なわけです。酩酊しますよ、お楽しみに。こんなイイ男の兄を書いてもらえて、私は幸せだなあァ!ウチの助演男優さんにまたまた一つ、魅力が追加されちまいました。 それは何かといいますと。続きは後編の後書きにて。それでは、引き続きお楽しみくださいませ。 |
リヴェッド・ホワイト。20代後半の赤毛の魔女。ゾロの昔のヒト。(笑) ワタシのオリジナル・キャラですね。Carnivorous Nightに出てきた、とっても サラリとした人です。 このリヴェ姐。とっても二矢ちゃんのツボにハマッた人らしく、新春企画のゲストキャラを考えていた時に、二矢っちにお呼ばれされました。「姐に会いたい!」って。(笑)それで、すっごく気楽に「兄ってリヴェ姐みたいなヒト、好きだろうなぁ」なんて話していて。本命にゃフラれキャラの兄に、ここは一発イイ思いを!なんて軽い気持ちで近くにおいたら、あれよあれよという間に…。(笑)企画では計5キャラのイタコをしてたのですが、すごく自然に姐、口説かれておりました…。(笑) この対談企画、実は思いっきりぶっつけ本番デシタ。(笑)なので、セッティング以外は、ほとんど打ち合わせなし。口説き文句も口説かれ仕種も、真夜中のキャライタコ二人が自然に書いていたもので…書きながらドキドキ、読み返しながらバクバク。(笑)いつもセッション終了する度に、漏れるコトバは、「…すごかったねぇ…」(笑) そんなスゴい状態で自然に惹かれあったエースとリヴェなのですが…こんな自然に惹かれあったら、もう少し掘り下げたトコでは何を考えてたんだろうって思って。「お嬢様ガタには不評かもしれないけど、あたしゃ書きたい!二矢っち、兄貸して!!」とお借りしましたともさ。かぁるく、「いいよ〜v」ってお返事もらったし。(笑) そんなワケでこのStardust、対談に沿ってリヴェの内面を描いてみました。兄はやっぱり兄で、きっちりロクデナシ(誉め言葉)だと解ってしまいましたが。(笑)揺れるオトメゴコロを堪能していただけましたでしょうか。 Stardustのオススメスポットは、やはりゾロが歌った"Stardust"が訳されてるってトコでしょうか。「いい曲だよね〜」って前々から盛り上がっていたのですが、ジャズマン・ゾロに何を歌わせたいか二矢ちゃんに訊いたところ、対談中に歌詞を載せた、あの2曲で。どういう風に歌わせるか、は任されていたのですが… 結果、アレです。(笑) まぁ、この曲が選ばれていなかったら、もしかしたらこういう兄姐はいなかったかもしれない、と思うと、やっぱり歌詞の意味を知ってもらいたくて…つい訳させていただきました。(笑)歌詞を読んで、いかにれむゾロがヤなオトコ(誉め言葉)か…バレてしまいましたね。(笑)他の曲も、まぁタイトルからも解るように、かなりすご〜い選曲なのですよ?家にありましたら、BGMに推奨したいくらいv<今更言うなって。(笑) コレを読んでからまた対談を読むと、また少し違った印象を受けるので、一度"Stardust"を聴きながら、読み返してみてくださいなvふふふv それでは、先に両方読んでしまった方も。これから後編に突入する方も。 続編のStardust Reverieのあとがきでお会いしましょうv |