けらけらと笑って、レストランに到着。こちらランチタイム、店は貸切で、ボディガードさんたちは違うテーブルに着きますが、一緒にランチでございます。(笑)
さ>「前に、オレがオンナだったらゾロの好みにぴったり、って言われたんだけど」
せ>「ふぅん?」
さ>「ゾロはセトを見てオイシソウって思うのかなぁ?」
せ>「わはははははははは!ぜったい思わないって。アイツ、オレのこと苦手じゃん」
さ>「うーん、ナンデダロウ」
せ>「サテナンデデショウ」
さ>「わかんないなぁ」
せ>「思われても困るけどナ」
さ>「うん。困るね」
お店のオーナとセトちゃんが軽く挨拶をしている中、ベベはぼんやりとなにやら考えておりますな。きっとまたロクデモナイコトなんだろうけど。(笑)
さ>「ねえねえセト」
せ>「何思いつきやがった」
さ>「セトとシャーリィ似てるよね」
せ>「シャーリィのほうがフェミニンだけどな」
さ>「シャーリィの若い頃だったら、ゾロの好みだったのかなあ」
せ>「だろうな。つうかあそこの家系、全員好みがそうだぜ」
さ>「…え?」
せ>「コーザの弟分は初対面で、セトが女性だったらなあ、ってにっぱあと笑いやがったし。おやっさんにも毎回公演に来てもらう度に花束にハグとキスの嵐貰うし。コーザの親戚連中にもな、随分と好意を持ってもらってる」
さ>「……ええええ」
せ>「だぁからアイツも、オマエのこと外にあんまり出さないんだろ。アイツ、オマエのことを構う人間、キライだろうが」
さ>「……うわー…」
せ>「独り占めってヤツだな。オレにだって会わせるの、渋るくらいなんだぜ?」
だから安心して愛されていやがれ、とセトちゃんに頭くしゃくしゃにされているベベのほっぺは真っ赤です。ええそりゃもうね。ハイ。
せ>「シャーリィもな、エディにD&Gのレパード柄のスーツに、ミンクのコートを買ってもらったってはしゃいで写真送ってきたぜ。どっかのパーティで撮って貰ったヤツ。相変わらず年齢不詳のビジンだったけどな、例え誰が迫ってもツンとして跳ね付けるぜ」
さ>「エディを愛してるって言ってるもんねえ」
せ>「エディもシャーリィのことすげえ愛してるしな」
二人で暫し、未だアツアツ新婚カップルのような両親に思いを馳せてます。今も昔もパショネートなエディとシャーリィです。(笑)
せ>「そういや……オマエ、まだ置いてかれたこと怒ってんのか?」
さ>「うん?…ああ、ちっちゃいころのこと?」
せ>「そう。あの頃もよく夫婦でパーティに出てたろ、オマエ置いて」
さ>「怒ってないよ。シャーリィがあまりにもエディを一番に置いた生活サイクルをしてたから、オレ独りだけ弾かれた風に感じてたけど。でもそれって、シャーリィがとても純粋だってこと、今では解るし」
せ>「よくも悪くも何事もストレートだからネ」
さ>「ウン」
せ>「―――オマエもオトナになってるんだねえ」
しみじみと言ったセトちゃんに、もお何言ってんの、とかベベ言ってますが。
さ>「…そういえば、コーザって。初めて会った時も、今も。すっごいふわふわと暖かいね」
せ>「そりゃあオマエはオレの天使チャンだし」
さ>「ゾロとコーザって、でも似てないよね」
せ>「オレらには見せない顔が似てるのかもよ?」
さ>「…セトは、コーザが他の女性と会ってる時って不安にならない?」
せ>「ならないよ」
さ>「…オレも頭ではちゃんとわかってるのに、どっか心の中でもやもやっとする」
せ>「それは多分、オマエが外にいかないからだよ」
さ>「?」
せ>「オレもアイツと会ってない時に、いろんな人と会うけどさ。友情以上の好意を持つ気にはさらさらならないし、アイツも絶対流されないの、解るし」
さ>「……うん」
せ>「オマエはもうちょっと、自分に自信持ちなさい。どこか足りないと思ったら、自分を磨けばいいじゃん」
さ>「…ん」
せ>「なんだったらこの後、オニーチャンとエステ行く?」
にひゃ、と笑ったセトちゃんに、ベベは笑って首をふるふると横に振ってますな。
さ>「ゾロ以外に身体触られるのはイヤ」
せ>「だったら家戻ってオニーチャンがやってあげよう」
さ>「エステってなにするの?」
せ>「肌のトリートメントとか、マッサージとかだな。医者に行ってると思えばいいのに」
さ>「医者も嫌い」
せ>「あーあ、そもそもオマエ、人キライだしなぁ」
セトちゃんに頭くしゃくしゃに撫でられてますな、ベベ。ベベの髪も随分と伸びたのだよう(補足)。
せ>「でも参ったネ。オマエの方が嫉妬深いんだ」
さ>「オレがまだガキなのかなあ」
せ>「性格だろ。エディの血筋かな。まあいいんじゃん、オマエらはソレで。デモそんなに心配なら。今度こっそり、コレ、やってみれば?」
トントン、とセトちゃん、自分の首筋を指で軽く叩いてますな。そんな仕種もセクシィです。さらさらくるりん、としたプラチナブロンドの間から、素敵な素肌が覗いてます。Vネックだから鎖骨のラインがすげえきれいに見えるんだよネ。美味そうだヨ(笑)
さ>「心配してるわけじゃないよ?ゾロを信じてるし。ただ単に嫌だなあ、って気持ちが涌いてきちゃうだけ」
せ>「そんなことは知ってるヨ。―――ああ、クソ、オマエはかわいいなあ」
さ>「……セトはコーザにしてたりするの?」
せ>「ん?―――それはナイショ」
にっこりと笑っておりますな、大猫。目が笑ってるけどネ。(真相はわんこに訊いてネ☆<笑)
せ>「オマエはさ、きっと遊び足りないんだな」
さ>「うん?」
せ>「アイツにはイヤーな顔されると思うけど。オマエ、チョットオレに遊ばれてみな」
さ>「……どういう風に?」
せ>「イメージチェンジするだけ」
さあそうと決まったら、沢山食べて買いだしに行くぞ、とセトちゃん、意気揚々ですナ。つうかまだ買出しに行くんですか。(笑)
滞りなくランチを終え、軽いご挨拶をした後。
連中、またまたショッピングです。
せ>「オレも一緒に遊ぶからサ。叱られる時は一緒だぜ?」
といってもセトちゃんですからネ。ハメは外しません。(笑)
さ>「そういうのって、オレ似合わないと思うよ」
せ>「オニーチャンにマカセナサイ。髪、あとで弄ろうな〜♪」
というわけで。ショッピング(後半)の内訳。
ベベ=光沢のある黒のつるんとしたヒップハングのボトムスに、真っ白の長袖のシャツ(ボタンは下から4つめまでしか留めてはいけません、と言われてます>笑)。レザーとシルヴァのごてごてっとしたベルトに、クロムハーツ系シルヴァアクセサリを、レザーのものと合わせて、両腕、指、首元、耳元、とじゃらじゃら。ざ、とヘアワックスでタイトに髪をアップさせたら、目つきがいつもよりシャープな小悪魔系ロック青年の誕生でございます。こういうのも似合うセクシーさんに育ちました(笑)。
お付き合いするセトちゃんは、年齢が年齢なので。
セトちゃん=黒いレザーのボトムスに、黒のシルクタフタのてろんとした長袖のシャツ。(こちらは真ん中の二つぐらいしかボタンを留めませんな)同じようにアクセサリをじゃらじゃらっと付けてますが、ベルトが白のレザー&ゴールドで、アクセサリはゴールドとプラチナとシルヴァが混ざってます。カルティエやらパトリック・コックスやらイロイロ。でも全体的にエレガントだネ。髪はいつもみたいにさらっと流れ落ちてますが、黒のメッシュを入れてたりネ。さすがにメイクしてないからパンクス系とはいえないけれども、ちょっぴしセクシィハード系ロック青年の出来上がりでございます。
着付けはもちろん帰宅後、セトちゃんの自宅でやってますね。お風呂入って肌のトリートメントした後に。ふふ。
屋敷中暖かくしてもらっているので、薄着&裸足でも風邪は引きません。(笑)こんな遊びは滅多にできないので、デジカメで写真の撮り合いっこなんぞやっております。流出先はシャーリィ&エディかな(笑)。
仕事からダーリンズが帰ってくるのを待ちつつ、遊びつかれてカーペットの上に敷いてあるファーの上に座り込んで。でっかいホームシアタ・システムのスクリーンでディスカヴァリ・チャンネルの動物特集なぞ垂れ流しながら、ジグソーパズルやってます。絵はラファエロの「聖母マリア」(笑)。
あんまり帰ってくるのが遅くなると、猫兄弟、互いに寄りかかったまま、そこで寝ちゃうゾ。(それはそれでかわいい眺めではある)。起こしたら、とってもセクシィ猫sが、とろんとした眼差しでお出迎えだネ。あー生きててヨカッタ?(笑)
ダーリンズの感想&行動の報告を乞う。
Bon appetit!
オマケあります。
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