Everytime We Say Goodnight



725.   (フロアに落とされた灯りがゆっくりともどってくる)
726. れむ->ぞ>My stardust melody a memory of love's refrain 
727. れむ->ぞ>(明かりとともに、最後のフレーズをピアノに溶け込ませて歌い終える)
728. 二矢->ぞ>(戻ってくると、する、とサンジの背中越しに肩から腕をまわし)ハッピーエンドってやつ。(呟く)

729. れむ->さ>…よかったね、リヴェッドちゃん。
730. れむ->ぞ>…あァ。(先を考えて、苦虫を潰したような顔・けど選んだのはリヴェッドだ、とか思っている)
731. 二矢->し>(フン、と肩を竦め。)バカだねェ、エースもよ。(扉に向かいグラスを差し上げ、飲み干す)
732. 二矢->さ>……あれがか―――?
733. れむ->べ>(ゆっくりとカウンター内に戻ってくる)
734. 二矢->し>天下の名シーン見逃したな?アホめが。
735. れむ->べ>…(ゆっくり笑う。エースとリヴェッドが消えるだろうということを予想して、帰りの乗り物を手配してたりして)
736. 二矢->し>へーへー。てめえは稀代の名フィクサーだよクソッタレ。
737. れむ->べ>(にやり、とシャンクスに)…いつもやってるコトだからな。
738. 二矢->ぞ>他になにがあるよ…?
739. 二矢->し>ハハ。ご苦労なこった。(に、と笑いかけ)
740. れむ->ぞ>(テンポを変えて、「In other words(Fly me to the moon)」を弾きだす)
741. 二矢->さ>おれはさ、
742. 二矢->さ>(腕に軽く自分の手をあて)忘れるくらいなら。てめえぶっ殺すからな―――?
743. れむ->ぞ>(ちょっと切なく、それでいて優雅なリズムで。歌は口に出さずに)
744. 二矢->し>あのピアノ・マンになにか作ってやらなくていいのかよ、(ベンベンに。流石にいまはサンジに ちょっかいをださない)
745. れむ->べ>…そうだな(深紅のタイを外して、シャツの胸をはだけて)…次が、ラストオーダーだぜ?
746. 二矢->ぞ>―――おれなら、泣こうが喚こうが引き摺っていくさ。
747. れむ->べ>…あンたが…奢ってやンな。生意気で、恋にバカになってる、若いピアノ・マンに。

748. 二矢->し>(ピアノの傍のサンジに軽く手招き)
749. れむ->さ>(気付いてそっと近づいてくる)
750. 二矢->し>ご気分は、いかがかな?(にこり)
751. れむ->さ>…うん。(少し複雑な気分らしい)
752. 二矢->し>気に病むな、生涯一度きりだとしても。それで充分な時間ってのも、あるんだよ。(くしゃん。と金糸を乱す)
753. れむ->さ>…う、ん。(少し寂しそうに笑う)
754. 二矢->し>そーこで。功労者におれが奢ってやろうってお申し出だ。ありがたく受け取らせやがれよ?
うら。そんな可愛い顔してっとキスするぜ?(に)
755. れむ->さ>…バカ言って。(くすん、と笑って)
756. 二矢->し>そうそう。可愛いヒナはわらってやがれ。(とんとん、サンジの頬に指先で触れる)
757. 二矢->し>ほら。このクソ無愛想なバーテンもどきが何なりと作るっていってるぜ?
758. れむ->さ>…ベン…さんが?(ベンベンを見上げ)
759. 二矢->し>(ぎろりとにらみ)作れんだろうな?
760. れむ->べ>ベーシックなものなら。(にこり)
761. 二矢->し>アジの保障はねえぜ?ま、どうせ飲むのはあの酒バカだからかまわねえだろ。
762. れむ->さ>…はは、そうだよな。(笑って)…ラスト?
763. れむ->べ>…ラスト、だ。
764. 二矢->し>愛しのこっちの、ま、それでもおれンだけどな。こっちのベイビイにはおれがつくってやるって。(にかり)
765. れむ->さ>…似合わないんだけど…ラストには、いつも…ソルティドッグだから。
766. れむ->べ>…スノー・スタイル?
767. れむ->さ>そう、スノー・スタイル。
768. 二矢->し>ハハ。生意気に。
769. 二矢->し>で?マイ・ディア、おまえは?
770. れむ->べ>(引き出しから専用の塩を取り出し、濡らしたグラスの縁に飾り付ける)
771. 二矢->し>ほおら。言ってみ?
772. れむ->べ>(手際よくウォッカとグレープフルーツジュースを用意する)
773. 二矢->さ>(きゅう、と抱きついていた身体からふいと意識を浮かせ。カウンターを見遣る)
774. 二矢->さ>(そしてピアノの方へ目をやり。)な、あっちのおまえにちょっと話してきていいか?
775. 二矢->ぞ>―――ん?(真意を探るように、からかうように)

776. れむ->さ>…ボストン・クーラー、できる?(シャンクスに)
777. れむ->ぞ>(「As time goes by」なんか弾いてたり・笑)
778. 二矢->し>はっはあ。ご安心召され。おれは天下のおれさまだぜ?
779. れむ->さ>…そうだよな、シャンクスだもんな!(にこり)
780. 二矢->し>いい子チャンじゃねえの、おまえは。(にんまり)あのジャマにデカイのが退いたらすーぐ。
作ってやるからな。
781. 二矢->し>お。侍従。ついでにフレッシュレモン絞っとけ。(ベンベンに言ってる)
782. れむ->べ>もうできた。(グラスにさらりと注いでいる)
783. 二矢->し>おれ力仕事はしねえんだよ。レーモ―ンー。うらっ
784. れむ->べ>ラジャ。(冷蔵庫からレモンを取り出している)
785. 二矢->し>(ひらん、とカンター内に)
786. れむ->べ>(サクン、とナイフで切ってから、布に包んでサッと絞る・二つ分)
787. れむ->べ>これくらいで、足りるか?
788. 二矢->さ>(すい、とピアノの横に立ち)…よ、おつかれ。
789. れむ->ぞ>…サンジ?(二矢サンジだと気付いている)
790. れむ->ぞ>(ピアノを軽いタッチで続けている)

791. 二矢->し>うあ。ハーフ・オンスでジュウブンダッテノ。くあああ、このアホっ。(がし、とか長い向う脛を蹴り上げ)
792. れむ->さ>(ケラケラと笑って二人を見守っている)
793. 二矢->し>あーもー、退けッ(しっし、っと追いやり中)
794. れむ->べ>(笑いながら、更に奥へと移動)
795. 二矢->し>シェーカーどこだよっ
796. れむ->べ>ハイ。(横の棚から取り出して渡す)
797. 二矢->し>クソ使い勝手が悪いっての、ったく。(うん、と受け取り)
798. 二矢->し>トニック
799. 二矢->し>(渡せ、と言っているらしい)
800. れむ->ベ>(冷蔵庫から取り出し)…。(渡す)
801. 二矢->し>おーい。ラム。と砂糖。
802. れむ->べ>(笑いながら渡す)
803. 二矢->し>ああクソっライトのほうだぜ?(念押し。実は自分の手の届く所にあったりする)
804. れむ->べ>(更に笑いながら、とってやる)
805. 二矢->し>うし。(いつの間に作ってたのかクラックド・アイスと材料をシェーカでさっさかステアしている)
806. 二矢->し>で?レモンツイストは?作りおきしてやがったら、タタッ殺すぞ。さっさと作れっての。ほーら。3秒でしろ!
807. れむ->さ>(笑いながらシャンクスを見ている)
808. 二矢->し>悪いなぁ、っとにできてねえバーテンでよ。(サンジに)
809. 二矢->し>(冷やされたハイボールグラスに氷をおとしこみ。シェーカの中身をそうっと注ぎ込み。軽くステアするとトニックを注ぎ)

810. 二矢->さ>おまえの、音さ。すげえ、不穏なんだけど。(僅かに目を細め)
811. 二矢->さ>それって、てめえが原因なのかよ…?
812. れむ->ぞ>…不穏な音って、どういう意味だ?(ちらり、と流し見るように)
813. れむ->べ>ほらよ。(レモンをあっさり作って渡す)これで全部か、シャンクス?
814. 二矢->し>最後の仕上げってな。(す、とグラスに落とし込み)
815. 二矢->し>(ううーん、とグラスを見、)あー、あと2ミリくらい足んなかったな、
816. れむ->さ>あはははは!(素直に楽しんでいる)
817. 二矢->さ>うん、なんかさ。―――おまえ、楽しんで弾いてる…?
818. れむ->ぞ>…楽しんで、ねェ?
819. 二矢->さ>つうか。ちゃんと、自分のために弾いてるのか、って方が近えのかもしれねえけど。
820. れむ->ぞ>(サンジの言葉を聞きながら、ジャズ風にアレンジした「月光」を弾いている)
821. 二矢->さ>歌ってるときの方がサ、おまえ―――(ちら、と目線を泳がせる)
822. れむ->ぞ>(ゆるやかに揺れながら、サンジの言葉を待っている)
823. れむ->ぞ>(口元には、自嘲するような笑みを刷いている)
824. 二矢->さ>(小さく吐息をつき。)おれの言うことじゃねえか、
825. れむ->ぞ>…どうして?言いたいことがあるなら、言えばいい。
826. 二矢->さ>(く、と双眸を細め。じっとその顔をみつめ)まあ、おまえとはもう会うこともねえだろうし。
いっか、(掠れるような落とされた声)
827. れむ->ぞ>(パラパラと遊ぶようにアレンジして弾いている・けれど、どこかに痛みのある音だ)
828. 二矢->さ>あのな…?聞き流せよ―――、どうせ戯言なんだからよ。
829. れむ->ぞ>…言ってみろ。聴いててやる。(おだやかにトーンを落として)




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