830. 二矢->さ>おまえのその音。ここにいない奴にわざわざきかせてるみたいだ。気にくわねえ。
831. れむ->ぞ>…聡いな、オマエ。(にやり、と笑う)
832. 二矢->さ>…わらうとこじゃねえ、クソゾロ。
833. れむ->ぞ>…誰の為に弾いていると思う?(特に応えてもらうことを期待していない 口調)
834. 二矢->さ>それこそ、おれの言えることじゃねえだろうが。どうせ何処にもいやしない奴だろうさ、しるかよ。(穏やかなトーンで)
835. れむ->ぞ>(そっとテンポを変えてベースキーを変えて、魔法みたいに「Time after time」に移す)
836. 二矢->さ>(さらりとその横に半身を折り。)なァ―――?
837. れむ->ぞ>…聴いていてくれていると思うか…?
838. れむ->ぞ>オレの音は…届いていると、思うか…サンジ?
839. 二矢->さ>(ふわ、と目を閉じ)ああ。おれが嫉妬するくらいだ、大丈夫だよ。
840. れむ->ぞ>…これは、おれの贖罪だから、な。
841. 二矢->さ>……そっか。
842. れむ->ぞ>…オレが人には絶対弾いてきかせない曲がある。
843. 二矢->さ>、うん。
844. れむ->ぞ>知ってるか?Merry Christmas, Mr.Lawrenceって曲。
845. 二矢->さ>(ぱ、と目を見開き。頷く。)―――ああ、
846. れむ->ぞ>戦争映画で使われてた、有名な曲なんだが。
847. 二矢->さ>(すい、と腕をのばして。イントロの旋律をさらりと。)―――だろ?
848. れむ->ぞ>(ピアノの音を止めて)
849. れむ->ぞ>オレがアイツらに贈ると決めた曲だから…。
850. 二矢->さ>(ふい、と動きを止め。)……ゾロ、?
851. れむ->ぞ>…死んだモノたちへの、餞だといったら…笑うか?
852. 二矢->さ>―――わらうかよ、アホウ。(ひどくゆっくりとした口調)

853. れむ->ぞ>オレが歌うときは…生きているものたちへの贈り物。
854. 二矢->さ>(僅かに首を傾け。先を促す)
855. れむ->ぞ>歌わないときは、…誰かを想う人を、慰めるために弾く。
856. れむ->ぞ>…もう、すでにここにいない人も。
857. 二矢->さ>……うん、
858. れむ->ぞ>…これから、別れを迎える人も。
859. れむ->ぞ>(口調を変えて)…命が永遠だと思うな、サンジ。
860. 二矢->さ>(目をあわせている。)
861. 二矢->さ>てめえも、
862. れむ->ぞ>うん?(酷くやさしい声で)
863. 二矢->さ>(蒼が揺れ始める)、てめえもかよ。
864. れむ->ぞ>(ゆっくりと手を伸ばして)…サンジ。
865. 二矢->さ>てめえも。いつか置いてく気なのかよ―――?(噛み締めるような。)
866. れむ->ぞ>…(やさしく笑って)…明日を知る者は、いないんだ。
867. 二矢->さ>…ちっくしょ、(ぎ、と唇を噛み締め。)
868. れむ->ぞ>…オマエに置いていかれるかもしれないぞ?(からかうように、なだめるように)
869. 二矢->さ>―――なんだってこういうのにばっか惚れんだろうなァ、くそ。(涙をためつつ意地悪く
笑ってみせようと)
870. れむ->ぞ>…(ふわり、と笑って、頬を撫でる)
871. 二矢->さ>……ロクデモねえ、っての、おれも。救いようがねえや、こっちでもよ。
872. れむ->ぞ>…オマエも、そのことを知っているからだ。
873. れむ->ぞ>永遠なんて、信じていないだろう?
874. 二矢->さ>……ああ。
875. れむ->ぞ>願うことはあっても…信じて委ねることは、できないだろう?
876. れむ->ぞ>だからだよ…オマエも…寂しいからさ。
877. 二矢->さ>―――くっそ、てめえ(睫の縁に涙がかろうじて乗っている程度)
878. れむ->ぞ>オレたちは寂しいから…惹かれあうんだ。
879. 二矢->さ>ちが―――(く、と言葉を飲み込み)
880. れむ->ぞ>(サンジの首を引き寄せる)
881. れむ->ぞ>違わない…。
882. 二矢->さ>ちがう、っていわせやがれ。(掠れるような押さえた声で)
883. れむ->ぞ>寂しいことを知っているからこそ…明日がいつも来るなんて信じていないからこそ…、
884. れむ->ぞ>この瞬間が、一番輝けるように。
885. れむ->ぞ>魂が惹かれあって、火花を散らせる相手を選ぶんだよ。
886. 二矢->さ>(くう、と眉根を寄せてしまっている。駄々ッ子なみ)
887. れむ->ぞ>…命は、…キレイだな、サンジ。
888. れむ->ぞ>…それを知る者は、少ないんだぜ?
889. れむ->ぞ>(目尻の涙を吸い取ったりして)

890. 二矢->さ>(長く息を吐き。首を横に振ろうとする)
891. 二矢->さ>チクショウ、おれ。すげえ、いま
892. 二矢->さ>(相手の首に手をかける)
893. 二矢->さ>キスしてえよ。―――ダメか?
894. れむ->ぞ>…(深い緑の目が、とろりと蕩けて)
895. れむ->ぞ>…来い。(待ってたり・笑)
896. 二矢->さ>(瞳を開いたまま。ゆっくりと。唇を寄せていく。)
897. れむ->ぞ>(けど、欲望に彩られてないんだね)
898. れむ->ぞ>(しっとりと、唇をあわせて、もっと引き寄せる)
899. れむ->ぞ>(珍しく思慮深い目をしてるね)
900. 二矢->さ>(薄く唇をひらき、舌先で唇を辿り。目をみつめたまま。)
901. れむ->ぞ>(誘うように表情を和らげる)
902. 二矢->さ>(空気ほどを隔てて浮かせ。祈るように)生きろよ……?(そして今度は瞳を閉じて。
深くあわせる)
903. れむ->ぞ>(口角を吊り上げて、キスを受け止める)
904. れむ->ぞ>(宥めるように、髪を撫でる)
905. れむ->ぞ>(サンジを強く抱きしめる)
906. 二矢->さ>(いとおしむように。熱を確かめ。自分のそれで絡みとる。)
907. 二矢->さ>(頬に両手でやわらかく触れ、肩口まで滑らせ)
908. れむ->ぞ>(優しく舌を噛んで、耳を撫でる)
909. 二矢->さ>……ッ、(手で肩をきつく掴むようし)
910. れむ->ぞ>(すこし強く舌を吸う)
911. 二矢->さ>、ふ。(強請るように頭に腕を回し)
912. れむ->ぞ>(からかうように、下唇を噛んで)
913. れむ->ぞ>(優しく項を擽る)
914. 二矢->さ>(もっと口付けを深くしようとし。自分をからかうような舌をあまく噛み、引き込む)
915. れむ->ぞ>ふ…。(されるがまま、舌を差し込む)
916. れむ->ぞ>(歯列を舌先でなぞって、つるりと舌を舐め上げる)
917. 二矢->さ>(甘い、とでもいうように。水に飢えた者のように。受け入れ、味わい。)
918. れむ->ぞ>(そっと口付けを解く)
919. れむ->ぞ>(離しがたい、というように、何度もバードキスを降らす)
920. 二矢->さ>(ふ、と目を開き)
921. 二矢->さ>(同じだけを返し。離れがたいと。)
922. れむ->ぞ>(ピアノのイスの上から、サンジの目を覗き上げて、微笑んだまま、口付ける)
923. 二矢->さ>(その頭を抱きこむようにする。そっと。壊れ物でも扱うように。)

924. れむ->ぞ>…オマエを、愛している。(低く囁く)
925. れむ->ぞ>…オマエの魂を、愛している。
926. 二矢->さ>(腕に力を込め。)…うん、
927. れむ->ぞ>…覚えていてくれ。
928. れむ->ぞ>…どんなときも。
929. 二矢->さ>―――おれもだ。おまえの在るためなら、なんだってするよ。
930. 二矢->さ>だから、
931. 二矢->さ>(その髪に顔を埋めるようにし)おれからも言わせてくれよ。
932. れむ->ぞ>(サンジの腰に腕をまわす)
933. 二矢->さ>……あいしてるから。おれは。いつだって、てめえのこと考えるだけで。
934. 二矢->さ>アタマどうにかなりそうなんだからな……?
935. 二矢->さ>(くすん、とわらい)
936. れむ->ぞ>(抱く腕に力を込める)
937. 二矢->さ>忘れんじゃねえぞ、ばーか。(囁き声。密やかな。)
938. れむ->ぞ>…忘れたくても、忘れることはできねェよ。(くすり、と笑って)
939. 二矢->さ>上等。(華やかにわらってみせる。)それでこそ、
940. 二矢->さ>(ふ、と目を伏せ)……ゾロだ。
941. れむ->ぞ>…なァ、サンジ。
942. 二矢->さ>―――ん、
943. れむ->ぞ>幸せで、いてくれ。どんなときも。オレが側にいないときも。
944. れむ->ぞ>オレの心は…オマエの側に、置いてあるから。
945. れむ->ぞ>…笑ってろよ?(軽いトーンに戻して)
946. 二矢->さ>(くうっと目が細められ。)約束、できねえよ。
947. れむ->ぞ>…笑ってろ。
948. 二矢->さ>ズリイって。おれ、もうてめえじゃねえと。

949. れむ->ぞ>(指でサンジの唇を抑えて)
950. れむ->ぞ>…それは、オレが聴く言葉じゃねェ。
951. 二矢->さ>、
952. れむ->ぞ>…そう、だろ?(下手なウィンクしたりして)
953. 二矢->さ>てめえも、もう一人には言う気ねえんだろーが。
954. れむ->ぞ>…あァ。無いな。(笑って)
955. れむ->ぞ>それでも…オレが聴いていい言葉じゃねェ。
956. 二矢->さ>なんつか。あまのじゃくーってな。(とん、と額を小突き。ちゅ、とキスする)
957. 二矢->さ>それでもおれはてめえがスキだぜ?(にっと)
958. れむ->ぞ>…(晴れ晴れと笑って)
959. れむ->ぞ>オレもだ…サンジ。
960. 二矢->さ>(笑い返す)
961. れむ->ぞ>…次の曲は…アイツがリクエストした曲だが…
962. 二矢->さ>ん?
963. れむ->ぞ>オマエにも、聴いていて欲しい。きっと…アイツも同じ想いだから。(目で二矢ゾロを示して)
964. 二矢->さ>(ついでに髪に手を差し入れくしゃくしゃにして)
965. 二矢->さ>どーだかねえ。
966. れむ->ぞ>(笑って)…オレを信じろ。ロロノア・ゾロだ。
967. 二矢->さ>ハハ。てめえ、すっげえイイ男じゃん。しらなかったぜ
968. れむ->ぞ>だから惚れたンじゃなかったのか?(にやり、といつものゾロに戻って)
969. 二矢->さ>(すい、と離れ)うるせえよ、自信過剰男が。予想寿命30年がクソ生意気なんだよ。
(にいと笑い返す)
970. れむ->ぞ>(言葉で追いかけるように)笑ってろよ?サンジ。
971. れむ->ぞ>(すごい優しい眼差しで見送ってたり)
972. 二矢->さ>そんときゃ、連れてけ。したら、いっくらでもわらってやらァ。
973. 二矢->さ>(ひらひら、と手を振り。ふい、と振り向く)ゾロ?
974. 二矢->さ>(目元でふわん、と蕩けそうにわらい。)ゴチソウサマデシタ。後引くなァ、てめえは。
975. 二矢->さ>聴かせてもらうよ。
976. れむ->ぞ>もう…行ってやれ。アイツが…待ってる。
977. 二矢->さ>(片眉を跳ね上げるようにし)ああ。(すたり、とピアノから離れていく)
978. れむ->ぞ>たまには…甘やかしてやってくれよ?(からかうように)
979. 二矢->さ>これ以上かよ?!(ひゃあ、と振り向かずに両手を天に向けてみたりして。)
980. 二矢->さ>(くりん、と優雅にターンし。)てめえもだぜ?(に、とわらい)
981. 二矢->さ>(今度こそカウンターの方へ進んでいく)
982. れむ->ぞ>…あァ。(歌うように)
983. れむ->べ>(優しい眼差しで見守ってたりして)





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