「―――なンだよ、サンジ。舌なめずりなんかしやがって、」
「あぁぁん?」
「―――呑みてェの?って猫みたいなのは解ったから腿に頬擦りすンなって―――あ、位置変えやがったし。
チャッカリモノ」
「あぁう、」
「ああ、腿なンか舐めるな、すね毛が喉に絡まるぞ?毛玉吐く気か?」
「――――じゃあ、サンジ。言ってみな?欲しいモノ」
「ん、くくっ」
「ホラ、猫チャン」
「くすぐってぇ…」
「猫は顎の下撫でられるンの、好きだろ?」
「んー、」
「言わないと、やらねーぞ」
「みゃう、」
「人語で。にぃ、って得意気な顔してもダメ」
「おまえの。」
「オレの?」
「―――――んん、」
「なに?」
「やーらし、おまえ…」
「おぅ。」
「わらうなよぉ、」
「けど、オマエも好きだろ?――――目、きらきらしてるぜ、」
「は、ぁ、」
「頬ピンクだけどな、」
「いったら、くれんの…?」
「ン?―――しょーがねーな、いいよ」
「降参?」
「ああ。参りました」
「おまえの――――たのしそーだね…?」
「楽しいからな。オマエも楽しいだろ、サンジ?」
「はやくおれにおまえのペニスよこせ、ぞろ」
「―――どっちのお口に、猫チャン?上の口でイイ?―――オマエの上目遣いって凶悪」
「みゃぁあう、」
「くくっ、」
「ん、―――オマエの舌も、あっちぃよ、サンジ」
「んん、で、も」
「―――ン?…ッ、」
「なか、掻き混ぜてほし…」
「指?―――っく、」
「これ、―――んん」
「―――ふ、は…猫チャンの願い通りに、」
「ん、―――ふ、」
「サ、ンジ…すげ、」
「―――っく、ん」
「上手く―――なった、な、」
「――――――ッ、」
「―――っく、」
「こ、ぼれ…―――んん」
「ぅ、―――苦しぃ?」
「ふ、ぅ、」
「―――――――ぉ、ろ、」
「ん―――、す、げ、イ、」
「ん、んく…っ」
「ん、っ、――――――あ、んま、無理す、ンな、」
「―――ン、ぅ、……ァゥ、」
「っ、」
「あん、く!」
「あ、悪ィ、」
「―――ぅ、」
「ハ、―――サ、ンジ、…んん―――ウマイ?」
「ん、くン、」
「そ、か―――呑む?ミルク、」
「―――――おく、」
「ん?―――あ、」
「あとで?」
「―――後って、…くくっ、さ、んじっ、」
「ふ、っく―――牛のじゃ、ねぇよ、オレの―――呑むって、訊い、…て、」
「ん、ぐ」
「わ、悪ィ、…っくく、」
「って、サンジ、歯っ、」
「―――っ」
「ンな、睨んだって…、つ、か―――呑まね、なら、も―――ッ、」
「―――わぁ、と」
「わざと、って、こら、―――サ、ンジ、離さね、ぇと、」
「―――んん、」
「サ、ンジ―――や、べ、って…っ、」
「まぁだ、」
「も、やべ、って…、」
「へーき、」
「――――オレがやべぇ、の――――――顔中ドロドロ、オマエ」
「ふふ、」
「んまい?それ?」
「―――ンな色っぽい顔して笑うな、美味いっつか―――オマエんだし?」
「おまえの、ゆび、きもちいい、」
「もっと気持ちよくさせてやるって、…オマエ、上乗るンか?―――っく、」
「やぁ、だ、くくっ」
「――――っふ、」
「おもしれ、あじ。すんよ…?これ」
「―――ガマンできね、って―――ンな顔すンな。顔かけるぞ、」
「いま、できないねぇ…」
「んん、あンま、口、入れてンなよ―――死ぬから、」
「んあ?」
「精子―――オ、マエの口、ン中、あっち、ィから、」
「ふ、ふふっ」
「わ、らいご、とじゃ、ねェ…ッ、」
「みゃう、」
「って、わ、―――てめっ、」
「く、ふ、」
「ん、ふふっ」
「ああ、く、そ――焦、らすな、っての、」
「きもち、いー?」
「微、妙―――は、ぐらかさ、れてて――――タマ、キリキリ、痛ェ」
「いっつも、おまえ。する、くせに、」
「つか…そこ、は、あ…ンま、ヨくね、…ッ」
「ん、ハ、さ、んじ、」
「んまいね、」
「―――――っと、ちゃ、んと…気、持ちヨく、して?」
「―――うん、」
「うあ、…っ、」
「ふふ」
「て、め…ッ、」
「舌、あっちい?」
「あち、いよ、」
「おまえのが、あちいよ、ぞぉろ、」
「どーにか、しろ、じゃね、と、」
「ねーー?」
「っく、」
「ど、すんの…?」
「りせ、ブチ切れ、…っ」
「うん、喰って?」
「ふ、くぅ」
「んんん」
「―――――っく、」
「んん、―――――――――ふ?」
「喰、わせろ、」
「目、凄ぇ…ね」
「余裕、無ェかンな、」
「んん?―――――かべ、」
「肘着け」
「――――んん、底だ、」
「だな」
「濡れて―――――」
「ケツ、上げろ、」
「流し……、」
「―――ひ、あ!」
「ああ、乾いちまってンじゃねーの、」
「んんぁう、」
「しょがね、コレで―――」
「あ、あ、な―――に?」
「ホントは、後に使うモン――――猫らしく鳴けよ?」
「あ、塗らな――――!」
「んんぁ、――――ぅ!」
「猫、の交尾は、首根っこ噛、んでヤる、んだよな?」
「ああぁ、ア、」
「っく、」
「い、た―――ッ痛、ぁ、あっ」
「ふっ、ぐ、」
「んん、んっ、ん」
「っく、ふ、ゥ」
「ん、ん、ンンー、」
「ハ、サ、ンジ、」
「イッ、あ、ああ、ぁ、」
「キ、ツ…っく、」
「あ、ああん、や、触ら―――ッ」
「あ、っく、すげ…ッ、」
「コ、ラ、爪ッ、」
「ん、ああア、ああ…!」
「すげ、イィ、サン、ジ」
「や、ア!にげな、からッ、手、きつ―――っ」
「もっと、鳴けよ、」
「ヒぁ、ア、ああ、アッあ、あ」
「サンジっ、」
「んあッ、ゃあ、ああああっ」
「――――っくッ、ぐ、ゥ」
「きゅ、に、ア、あっソコ、ダメっ、だ、って…んんあッ」
「っく、―――――ッ、」
「あああっ」
「ふっ、っく、―――ふっ、」
「―――あァ、ん、あち、流れ……」
「ああ、オマエ―――――――グチョ濡れ、」
「ひ、ぁあん!」
「背、中から、ケツまで、全部―――オレので、」
「――――っ、ぞ、ろ、」
「オマエ、そこ、ヘタると、どろっどろ、―――自分、のにも、塗れて、ンぜ?」
「だめ、もー――――、おれ、」
「―――オナカ、イッパイ?」
「き、もち、イイ……、」
「―――乾くと、パリパリんなるぞ、毛皮…無ェか。んじゃ皮」
「ぞぉろ、」
「ほら、起きろ、―――――――キモチヨカッタんだな?ンな顔してるともっと喰うぞ」
「―――うん、溶けろ?」
「―――ばぁか、てめ、」
「よごれ、っよ?おまえ―――」
「――ン?」
「おれ、どろど―――」
「あー?イイ、半分オマエのだし」
「――――ほら、湯出すぞ、」
「きもち、いー…ねぇ」
「あァ…膝、痛く無ェか?」
「シャワ―、あったけ…ぇ」
「ん、―――痛く無ェな?うし。じゃあ頭洗うから、目ェ瞑れ」
「擦れた、」
「中のがすげェから、後でちゃんとクリーム塗ろうな」
「―――ふぁ?」
「寝ちまってもいいぞ、」
「やだ、」
「じゃあ起きてろ―――ほら、流すぞ。息止めろ」
「いえーす、ますた」
「猫めが、」
「んぁあう、」
「――――――次、身体な。ほら、立つぞ」
「立てな―――――ひゃ、」
「おー…すげえ、全身ネトネト、オマエ。くっくっく、」
「ふ―――、は」
「手、いい気持ち、」
「ん――――お?サンジ、触ってみ、すげえ柔らけェ、オマエの」
「んん、」
「全部出した?」
「ッ」
「―――威嚇する元気あンならまだまだか?まじタフだな、オマエ。くくっ」
「ふ、ぁ、」
「ほい。終了。ちゃんと泡落としてろな」
「お、ろー?」
「あー?」
「立てね、ぐらぐらす―――」
「―――って、コラ、さっきの威嚇してた勢いは―――ああ、座るな!そこまだドロドロ、」
「んん、いいー、」
「―――ったく。ちょっと待ってろ、」
「ぁー、ん?」
「ぞろ、」
「ああ、オマエ、ケツ真っ赤、」
「ふあ?」
「なんでもねェ。ほら、足上げて」
「んん、―――わ、わ」
「ほい、終了―――って、ああ、こら、シャキッとしろよ、」
「りょ、か…い、」
「座ってろ」
「――ふん、」
「――――――よし」
「洗った、ん?」
「終わった、」
「みゃ!」
「お?猫チャン復活か?」
「いた、たたい、いだ、」
「注文の多い猫チャンだな、」
「自分で拭け…るっ」
「もう終わった、」
「―――わ、」
「ちょい待ってろ、」
「んんんー、あんで、」
「ン?―――お待たせ」
「わ?!?なーー??」
「じっとしてろよ、すぐ済むから」
「な???」
「―――アフターケア」
「ひゃ、あっ」
「うわ、あっちー、」
「あ、あ、」
「―――――ほい、オシマイ」
「〜〜〜〜っ」
「怒涛のブレクファーストだったなあ」
「―――おまえ??」
「なに?」
「朝飯??」
「そう。もうハラヘッテキタ。ランチ、食えるだろ?」
「――――ミルク。みず、のどかわいた、」
「ミルク飲みてェんなら、牛さんのな。ほら水。いまランチオーダするから」
「うん、」
「いいのみっぷりだ、」
「―――ん、んまいね」
「んん?―――よかったな」
「―――――いる?」
「メシ、先頼んでからな―――ほら、隠れろ。人呼ぶぞ」
「――――なんで?隠れる?」
「オマエ、素っ裸」
「そ、か――――?着る?」
「それもあるけど―――――や、いい。もったいないから、オマエのこと、オレが見せたくないだけ。ほら、隠れろ、来るぞ」
「んー、」
「ヨシ」
「―――おまえも、エロかお」
「ルせえ、てめェよりゃエロくねぇ――――――あ、オネーサン。ランチ、持って来てもらえンだよな?――――そう、二人分で。あ、三人前あったらそれで。――――そう、ハラ減ってるんで。ははっ、じゃあ――――宜しくお願いします」
Epilogue
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