マトモに頭が回らなくて。イヤな気分だけが言葉になって出て行きそうだ。
「ヨケイな労力って、なンだよ?オレが、オマエに手を貸すの、そんなに迷惑だったのかよ。オマエにとって、
オレって何なワケ?」
「ちがうってば!ちったァ聞けよっクソアホ。そうすれば、オレが。勝手にてめえのこと見てるからっつってんだよ」
「…わけわかんねぇ」<バカだからねv<ろ>「せめてパニックしてるから、とか言えないのかよ(苦笑)」<うんv恋するとみんなバカになるからv<ろ>「…あー誰かそんなことを言ってたなぁ(笑)」<あははははははっは!ロクデナシ〜〜!!!<シ>「大喜びしてンな(に)」<ベ>「実に幸せらしいぞ?」
わけわかんねぇ。コイツのいってること、ちっともわかんねぇ。
ゾロは心中で、頭を抱えた。<ああチンピラごめんねえ!
感情ばかりが渦巻いて。思考がうまく回らない。

「手なんかいらねぇ、っつってんだ。オマエ、オレなんかに関わってる場合じゃねえんだからさ?そりゃ、少しは
こっちも見てほしいさ、けど」
「…何?」
…ちょっとまて。サンジは一体なにを言っている?
「―――オレは。オマエの荷物にはなる気ねえんだ」
手なんかいらねぇ、じゃねぇ。オレナンカに関わってるバアイじゃねェ?ソリャすこしはこっち見て…荷物?
「なんでテメェがオレの荷物になンだよ?」
「だから、謝ってる。却って気ィ使わせて、アホみてえだ。だから、もうしねえし。」
「いや、ちょっと待て。説明しろ。勝手に完結すンな」
トーンを落として、サンジに声をかけた。


「ァア??なにをこれ以上説明すンだよっ」<だめだよすぐ切れたら。(笑)<兄>「まあガキってことで」<ほんとにねぇ
ああこいつは!!ナンなんだいったい。サンジが苛立ちに唇を噛んだ。


ゾロの頭の中。
何かが、どこかに組み合わさった。思考のジグソーパズル、酷くグチャグチャに掻き混ざった中。
「だから。なんでテメェがオレの荷物になるんだよ?そこんとこ、説明しやがれ」
「てめえはアホじゃねえのか!!つか人じゃねえのか?!その金色のがぶら下がってるのはてめえの
脳みそか?!おあ?!」<ろ>「金色ってピアスのことか?」<つか、アホじゃねぇ、のサンジの一言にコメントしないキミが面白いよ。<ろ>「フフン、オレはサンジのがカワイイからな(にやり)」<まぁね。チンピラじゃ否定のしようも無いしね。(笑)
「悪かったな!どうせオレは世界一の天才じゃねぇよ!」
ああ、そこじゃねぇ、オレ! <ここのことかな??<べ>「違っていたら武藤サンが直してくれるだろうからな(に)?安心して間違えろ。」>すっげえええムカツクこいつ!!!<シ>「おう、ムカツクだろ(に)」
落ち着こうとしている先から、感情が煽られる。
「さっきからさんざん説明してっだろうが!!」
同じくらいに、カッカと頭に来ているサンジに、ゾロは頭を抱えた。
くそう、コイツの思考回路メチャメチャだ! <ろ>「オマエにゃ言われたかネェだろうなぁ(笑)」<似たり寄ったりだからねぇ。(笑)<おば〜かちゃんず。だもんねv<兄>「熱いバカ」>うん、熱いばか(うあは)

「オレは!!」
「オレは!オマエのこと、荷物だなんて思ったことねぇよッ!!!」
サンジの激昂した頭に届くように、ゾロは一際大きな声で告げた。
一時の誤魔化しのための言葉ではなく、心からの真実を。
「・・・・・・おれは。足手まといはごめんだ、」
すこし声のボリュームを落としたサンジの目に、ゾロはきっちりと視線を合わせた。
「バカタレ。説明しやがれ。オマエがいつ、オレの足手まといになった?」>この「バカタレ」って発言がとっても好きなのであるvvなんだかチンピラ〜!!って気がする。愛情表現?(あはは)
組み合わさったピースを確かめるように、ゾロは言葉をゆっくりと舌に乗せた。ここで間違ったら、取り返しが
つかない。
「オレは、自分勝手なオトコだからな。自分の余裕が無ェ時に、ヒトサマの面倒なんか見れねェよ。
ンな器用でもねぇしな」

「それは、おれの問題であって、てめえには関係ない。まったくもって、キレイさっぱり、カンケイないんだよ、ゾロ」   <このセリフって、とてもサンジらしいよねぇ!<ろ>「すごく、らしい、よな(くくくっ)」>ありがと〜〜(はぎゅう)
ああ、なんだか、くっそう、見えてきやがった。
ちくしょう、何が関係ない、だ。大有りじゃねぇかよ。けどよ、それじゃあ。
「それを言うなら。テメェが実際オレの荷物になっていようといまいと。ソレはオレの問題だろうがよ」
オレがオマエのことを心配してても、それこそオマエには"関係無ェ"じゃねぇかよ。
「クソアホウ。大モンダイじゃねェか」
「大問題じゃねェよ。同じ程度の、同じ問題じゃねぇかアホウ」
あーくそう、イライラする。なんでわかんねぇんだよ、くそサンジッ!!<ごめんチンピラ!!だって、<シ&兄>「だってサンジだもん!!!(げらげらげら)」


「オレのプライドとてめえのちっせえ脳みそいっしょにすんな」<ろ>「…結構拗ねてンのか?」<うあ、それはどうだろう? (笑)>拗ねてるよvvv
「そうやって問題摩り替えてんじゃねぇ、タコ」<淡々と言い返すとこがチンピラよねぇv<ろ>「…オレはこんなに口悪くはねぇしな」<…そぅお?(にやり)<チンピラってたまに無性にかわいいようvv
「とにかく。謝ったからな!もう船ボコにすンじゃねえぞ、」
「いいか。そのまったく通じてない耳かっぽじってよく聴きやがれ」
「それから、てめえは……」
ふい、と口をつぐんだ、なんでだろう、でもそうした。サンジがほんの僅か、不審気な表情を浮かべた。


テメェだけ言いたいだけ言って、それで終わらせられると思うなよ、サンジ。
くそう、これで通じなかったらサイアクだぜ。
「いいか。もう何万回も言ってるが。オレはオマエがスキだ」>ごめん!!!このチンピラの肝心なセリフ!!ペーストしそびれていたのよ!!<兄>「うあ、あんたそれサイアク!!(驚愕)」>だからごめんなさいっていってるのよ!何万回も言ってくれてるっていうのに!ごめんねチンピラ〜〜(号泣)
「フン、」
「わかるな?解ったら頷け。文句は聴かねェ」
<天上天下唯我独尊なアタリは、イイカンジに張るよねv<ろ>「…オレはこんなに偉そうな態度はとらねぇぞ?」<そう思ってるのはアンタだけかもよ?(笑)<ろ>「…む」>あははははは!ここで一つ改行してみましたvその方が、視点の切り替えを理解しやすいと思うけど、どうかしら?>ナイス!!(はぎゅ)<兄>「ないす!(ぎゅううう)<シ>「ハグッ武藤!(ぎゅむむ)」<ベ>「…(肩竦めてるし)他のがいないときに抱きしめさせてもらうよ、武藤サン(にかり)」


くそ。なんだ、こいつ?サンジが不審をモロに顔に出す。
「オレの間違いじゃなけりゃ、テメェもオレがスキだと言った」
こくりと。睨みつけながら、頷いてやった。それは、本当だったから。
「その答えがただしいんだな?よし。じゃあ理解しろよ?その関係は、フツウだったら恋人同士って定義になるな?」
「ゾロ、おれもう戻る、足いてえ」
「逃げるな。逃げたら、オレは船降りるぞ」<チンピラ!それはひょっとして最終奥儀?!
なぜか。ここにいたらヤバイ、と思った。くそう。睨み殺してやろうか、コイツ。
「そしたら、二度とオマエにゃ会わねぇ」<ろ>「脅し文句か?」<結構卑怯?(笑)<ろ>「…まぁ、有効な手段ではあるな」<サンジくん、じゃじゃ馬だからねぇ。(笑)

「―――わかったよ」
「恋人同士ってモンは。オレの認識がただしけりゃ、二人で寄り添っていくことだな?」<こういうことを淡々と言えちゃうのがチンピラなところかしら。(笑)<ろ>「…くそ、なんでオレが照れるんだよ」<あら。アンタでもそんなことあるのね。(笑)<照れるロクデナシもまたいとしvvv<べ>「ハイハイ、(苦笑)」
頷けるモンか。フザケルな。
「二人で寄り添うってのは、背中を預けるのと一緒だ」
・・・・・先回りしやがったか。>ちょっとしてやられちゃってるね、サンジくん(笑)
「片方が、持てる以上に寄りかかってきたら、倒れる。片方が、逆に引き過ぎても倒れる」
ぎりぎりぎり、って噛み締める音が。聞こえるおれの頚骨のあたり。
「それは別に不思議でもねぇ。アタリマエのことだ」
「てめえがなに言ってっかわか……」
「バランスの問題だ。アタマがくそいいっていうテメェなら、解るだろう?」
ムカツク。<だよねぇ!!(大笑)<ろ>「まぁ、他でこんなこと聴けないだろうからな。しっかり聴いとけ(笑)」<立ち直り早〜。 (笑)

「で、だ。ここからがポイントだ」
「はやくしろ。おれはもう泣きてェくらい足が痛い」<ろ>「座らせてやれよ(呆)」<つか、ずっと立ってたの、忘れてたよ。(笑)さぁ、どこまで戻ろうかな。(笑)>立ったままでいいと思うのvvすげえバカなんだもんvvv<兄>「よろこんでるよ、このヒト」
「人間なんて、そうそう強くはねぇ。たまにゃ風邪引くし、叩かれりゃ凹む。辛ければ座ってろ」<そんなこと続けて言うなよ!(笑)<この一度に言う所がすっごくツボ!!!!!(大喜び)とってもロロノア!!!
「あと2―3分できっと泣きだすぞ」<ろ>「…泣いても可愛いんだろうなぁ」<おいこらロクデナシ!(笑)<フフ。か〜わいいよぅ?<シ>「いばるなよ(あははは)」
「オレのが泣きてぇんだから、黙ってろ」
ふ、と。ゾロが息を継いだ。眼を、逸らせなかった。
「で、だ。恋人同士ってのは、赤の他人と違う」
頷いた。
「友人同士だったら、スマン、降りるって、言うようなバアイでも、ちったぁ踏ん張るか、って気になれる。なぜなら」
じぃっと、ゾロが。目を見つめてきた。
心臓が、痛んだ。みつめられて、きゅうきゅう言い出しそうだった、なんてこった。
「力になってやりたいからだ。助けたいからだ。すこしくらいなら、負担引き受けてやるから、一緒に頑張ろうって
思うからだ」
「けど……」
「ずっと寄りかかられたら、頼られたほうも、へばる。それはしょうがねぇ。人間だからな」
「だから、さっきからおれが……」
「るせぇ。だまっとけ」
ぱしりと、断ち切られた言葉が。おれの喉の奥で行き場を無くした。
「だから、頼る方も、ちゃんとコントロールして。立ち直る努力をしなきゃなんねぇ」
さっきから、ずっと。心臓が痛い。<ろ>「…あーあ」<はいはい、愛しいのね。(笑)<ろ>「そうだよ(苦笑)悪ィかよ」<ロクデナシ〜〜〜〜!!!(喜)
「けどな、サンジ。ムリな間中は、寄りかかっていいんだ」
あんとき、おれ、ナンかで撃たれてたのか、おい。そんなくらいに、傷んだ。
「ちゃんと、立ち直れるまで。頼っていいんだ。そのために、愛ってもんで、絆を作ってるんだろ?」<言葉足らずなところがチンピラらしくていいかな、と思い。このままちょっと意味不明な心だけの文章でキープです。(笑)<大賛成です!!


「テメェは寄りかかりたくネェっていう。その気持ちは解らなくもない。けど。オレはオマエの支えになりたいんだ」
黙っちまったサンジの目を覗きこむ。
ああ、ちくしょう、オレの言葉は届いてるか?
「――――いら・・・」
「オレがオマエをスキだから」
そうだ、ソレをオマエは間違えるな、サンジ。
「オレがオレのために、オマエを支えてやりたいんだ」
<いいなあああ、ここ!!!!(じたばた)
「……ぃ、」
「オマエが少しでも楽になって、早く善くなってもらうために」


痛え。ゾロ、いてえ。
「いいか。ちゃんと知っとけ。恋愛なんて、どんなに相手のためだって言っても。所詮は自分のタメだ」
コイツの、想いが痛かった。思い切り、殴られた後みたいに鈍い痛み。


「少しでも、助けになってやりたい、少しでも一緒にいたい、少しでも楽にしてやりたい。全部、オマエが笑ってくれン
のを、オレが見たいためだ」
なぁ、オレが言っている意味がわかるか、サンジ?
<チンピラのやさしさだ〜〜(涙)
「オマエはオレの荷物になるのがイヤだといった。オレはオマエが荷物だなんて思ったことはねぇ。オレは、自分が
支えきれないほどの荷物を持って踏ん張れるほど、自分知らずじゃねぇ」


「もう、3分過ぎた、」
こいつはほんとにどうしようもねえ。
「時間なんかクソッタレだ。二度と言わねぇから聴いとけ」
コイツにしてはめずらしく、どこか落とされた声のままで。淡々と告げられていく、そんな言葉は。
おれに届かないはずがなくて。
「たまにゃあ踏ん張ることはある。予想以上だった時とか、思いもかけないときだったりしたらな。でもな?」
なんでこんなにおれのこと追い詰めるんだ?なんでせっかくおれが、てめえのためによかれとおもって・・・・・・


サンジの身体を、引き寄せる。
ちくしょう、これで弾かれたらオレは泣くぞ?? <ろ>「…」<こいつもけっこうカワイイな、って思ったんでしょ。(笑)<ろ>  「自己愛の気はないんだがなぁ?」<オトウトみたいなもんでないの?<ろ>「こんなクソ生意気なの、いらねぇけどな(笑)」   <ベ>「たしかに、一種の見せ場ではあるよな。」>冷静ねえ、アナタ(苦笑)<べ>「感情過多が3人もいるからだ(に)」
「踏ん張るのが、恋人の甲斐性ってモンじゃねェのか?必死な面さらしてでもよ?それで少しでも楽になってくれる
ためなら。…そんなの、ちっとも荷物になんねぇよ。重荷にすら、なんねぇよ」


「……言ったよな、おれ。なあ。ゾロ。おれ、言ったよな?」
さっき、おれは確かにこいつに言ったぞ。


サンジの言葉に。ゾロは一瞬言葉を失う。
何を言い出すんだ、コイツは?
「ハイ、は?!」
ああ?ちょっと待て。
ヨケイなことばっかいいやがって。どれのことを言ってんだ?
混乱するゾロに、サンジはさらに詰め寄る。
「聞きました、っていいやがれ!」
「…いっぱい聞いたな」
ああチクショウ。だめだ、とまんねえ。思考がグルグルしてきやがった。
なんのことだ?ああーなんなんだよ、何が言いたいんだよ?今更プライドとかいうなよ? <ああご迷惑おかけしてます、サンジが!<兄>「けどさぁ、ちゃんとペイバックあるんだろ?(に)」>そりゃあね?夏スペだし(笑)

そんなゾロの戸惑いはさておき。<さておかれちゃったんだ!!(大笑)
きゅう、とこうなって初めて。背中に腕をサンジは廻した。
「3分立ったら泣き出す、って言ったよな!これは、い、」
…泣く?…泣く!?
ああ。チクショウ、オレのが泣きたいって言っただろ?
サンジの言葉に、ゾロの思考がグルリと回った。<若干入れ替えてみましたvどうでっしゃろ?んでもって、追加ですv>とってもイイでしvvvかわいいよvvわかいよvv
「イテエから泣いてンだからな!・・・・くそ、てめえ」
いっそのこと、オレも泣くか?>ここも好きなの、私!!!(大喜)
「…サンジ」
ああ、チクショウ。オレは泣かせたくて、言ったンじゃねぇよ。
「おれは、すげえてめえのこと」
サンジが途切れ途切れに、言葉を口にしていく。
「ゾロ、オマエのことだけバカみてえに惚れちまって、だけど」
「…だけど?」
「おれは、わかってるから。ぎりぎりの差とか、そういういろんなモノひくるめててめえが、」
差?
なんだ??
けれど。言葉を今挟むな、と本能が告げた。
「おれは。おれのユメは、違うから。おまえらのモンとは、だからおれが」
夢が違う?
告げられていく言葉に、戸惑いながらも。
ゾロはサンジの背中を、ゆっくりと撫でて、先を促した。

「へたってもぽしゃっても、おれは別に。カマワネエんだよ。おれは強くあることなんか求めてねえ、」
それは違うぞ、サンジ。
オレが困る。オマエがへたったら。ぽしゃったら。オレが困る、そんなの。
「けど。それは言っちゃあいけねえことだろう?オマエたちに。つまんねえ怪我なんかしてる場合じゃねえだろうが」  <ろ>「中々の悩みどころだな、サンジ」<奥ゆかしいのよv<ろ>「そういう表現もあるか(苦笑)」
サンジがきゅう、とゾロを抱き込む腕に力を込める。
「だから、放っといて欲しかった。こっち、向いて欲しくなかった」
「…だから、理解しろよ。オマエがぽしゃったら、オレが困る。オレはオマエが笑ってンのが、一番スキなんだからよ」
「おまえが好きだよ?一緒にいてえよ。だから、余計、」
こくり、とサンジの喉がちいさく動いて。やがて、告げられた。
「痛えことになってた。」

深々とサンジの言葉が、胸に潜り込んできた。
けど、サンジにはちゃんと解っていて欲しい。だから。
「だけど、オレは」
こんなヤツだから、戦闘バカもいいところだから、とゾロは囁くように伝えて。
背中に回した腕に、自然と力が入った。
「戦ってる間は、はっきり言って悪ィけど。相手が強いときゃ、ソイツのことしかみてねぇ。テメェのことなんか、
これっぽっちも思い出せねぇ」
「うん、」
「余裕がないときゃ、オマエを切り捨てる。そうしなきゃ、オレが倒れるからな」
サンジの頬にある涙の跡を、指で拭う。<ろ>「そう言うときは、唇でやるだろう?」<そこがアンタとの差よう。(笑) <微妙な差がこんなにも表してしまうのねv
「ウン、」 <サンジくん、うれしそうだなあ(苦笑)
「オレが倒れたら、オマエまで共倒れだ。実際そこまで考えてやってンのか、自分でもわかんねぇけどよ。だから、
悪い、 オマエの傷のこと、気付いてやれなかった」
ああ、チクショウ。オマエの足、傷付けちまった。<悔やんでるし。(笑) <愛情深いです(うっとり)


「てめえなんかに気付かれてたら。おれは死んだ方がマシだ」<ろ>「必死でホント、かわいいなぁ」<あーにやけてるよロクデナシ。(笑)<どんどんにやけてくれ(笑)
バカの頬に。自分の肌で触れる。だめだ、わらっちまう、すきすぎて。
「オレは、こんなヤツだから。あんまり、自分からはわかんねぇ、オマエのこと。努力はしてンだけどよ」
溜め息を一つ、ついていた。オマエなに疲れてンだよ。もっと肌をおしあてる。<サンジくんゴキゲンだわ(笑)
「だから、頼むから。怪我したりしたら、隠すな。助けが必要な時は、叫べ。オレは、オマエが倒れるトコなんか、
見たくねぇ。オマエが倒れるトコは見たくねェけど。オマエがそうなるかどうかは、多分そうなっちまうまで、オレは
気付かねェ」
「叫ぶかよ、ざけんな」
背中から腕を伸ばして。存外に手触りの良い短い髪に手を差し入れた。
「自信満々で言うのもなんだけどよ。そうじゃないと、オレが、オマエを潰しちまう」
ゾロが、目を細めていた。
「オレはオマエをなくしたくないんだ。オレが、オマエを、なくせないんだ」<ちんぴらもやっぱりロクデナシのウチねv(笑)

「おれだって、イヤだ。」
まっすぐに、目をあわせた。
「オマエをなくすくらいなら、おれがいなくなる方がイイ。けど。それすっとおまえが哀れだろ?」
「バカヤロウ、オマエがいなくなったら、オレは泣くぞ?」<ろ>「威張ることかよ(笑)」<エエ。そうらしいです。(笑)
ゾロの一言にふわりとサンジが笑みを浮かべる。
「…サンジ。つまんねぇ傷だったら。いち早く、チョッパーに見せて、治してもらってくれ」
「あとで薬はもらう」
「そのために、ヤツはこの船にいるんだし。オマエがちゃんと怪我のとこ、見てもらったら。それだけで、オレは安心
できるだろ?」
「おれも寝て直す、のマネしてみてえじゃん。一度くらいはサ?でも。もう、しねえから」<かわいいねぇ!!!(喜)
「ンなもん、マネしなくてイイ。オレは、戦闘時以外は寝転がってる余裕あるケド、オマエにゃコックって仕事があン
だからよ」<ろ>「まったくだな」<お。同意してる。(笑)
「うん、おれもうっかりソレ忘れてたよ。」
「…うっかり忘れるな、バカ」
ふい、とゾロの頬に唇で触れた。
ゾロが自分に言い聞かせるように、そうっと囁く。
「心臓、止まるかと思った」

頬に唇で触れたままで、もう一度、言った。
「うん、わるかった。ほんと、ごめんな。ゾロ、」
「…サンジ」
言葉より多分先に。ぐ、と抱き寄せられた。
「―――ん?」
「オレは、マジでオマエのこと、スキだから」
「なんだ、そりゃ」
「…オマエをなくせないんだ」
「てめえ、マジ以外でスキになるのかよ」
抱きしめてきたゾロに、やわらかな口調で続けた。
「…なンねぇ」<ろ>「アタリマエだけどな」<アラ。意外とアナタも純愛組?(笑)<ろ>「それはどうだろうな(にぃ)」<あらら〜〜純愛なんじゃないの??(笑)3人衆、にやにやしてるし(あはは)


「おれな、」
柔らかなサンジの声。
「…あァ」
「もしかしたら、オマエのこと一等好きだからな?」
「…もしかしたら、とか言うな。文句なしに一番にしとけ」<ろ>「うっわ(大笑)」<チンピラのセリフだなぁ。(笑)
すい、とサンジの頤を捕まえる。
「おれなんかより、すきだから。だから。無茶したら、ごめんな?」
「…無茶しても、許す。オマエが、オレがオマエをなくせないってこと、オマエがスキだってこと、覚えてる限り」<寛容なんだかなんだかわからんなぁ、もー。(笑)<ろ>「どうだろうな?(肩竦めてるし)」
「うん、ありがとう」
「オマエが無茶したら、オレが痛くなるからな」
そうっとサンジの唇を吸った。
きゅうう、と抱きついてくる。鼓動を感じるほどに。
「ちゃんと、覚えとけ」<ろ>「コイツも、結構健気だったり?(苦笑)」<言葉は似合わないんだけどネェ。(笑) <このあたり、 チンピラ語録満載でvvv涙でちゃうよ嬉しくてvvv


唇を受け止めながら。身体に回される腕の存在をいやというほど感じ取りながら。
そういえば、ここまで近づいたことはしばらくなかったな、と。思い当たった。
冷笑と口さがない言葉と、何より全身で。近づくな、と言っていたから。<ろ>「お手柔らかにな(笑)」<オマエが言うか。  (笑)<いやサンジくん、ひでえな(笑)<シ>「我慢できてた小僧がえらい。(うん、とか頷いてるし)」>小僧ってチンピラのこと?  <シ>「おうともよ(にか)」


なんだか、久し振りだな、こんな風に、コイツに口付けるの。
そう思いながら、サンジの腰に回した手に、力を込めた。
怪我した野生のネコみたいに、ずっと毛を逆立てて威嚇していたから。
こんな風に、やわらかに口付けるのは、実際に久し振りではあったのだけれど。
柔らかく、口付けて。
けれど、すぐに物足りなくなる。
もっと欲しくなる。
優しく口付けるだけでは、足りない、と何かが叫ぶ。
けれど。
コイツが怪我をしていることを、ハタと思い出す。
そういえば、さっきから。コイツをずっと立たせっぱなしだった、と。
激しくなりそうな口付けを抑えて。
もっと欲しがる自分を叱り付けて。
そうっと口付けを解く。<やっと予定していたコースに乗ったかんじ?(笑)もう一波乱来るなんて、だれが予想していただろう。 (笑)ねぇ、だぁりん。(笑)<イやあ、実にスリリングで(笑)<兄>「フジヤマなみだよなァ(苦笑)」>同感です(笑)


穏やかに。ひどく穏やかな、包み込むような口付けはひどく緩慢に熱を散らしていく。
ぼんやりとした快意と。置き去りにされたスピードと。バランスがとれない。
苛付く。ざらざらと神経が逆立って、唇だけが熱って始末が悪い。
なんだ?
てめえ、なに抑え込んでンだよ。
だから、空いた距離を埋めるように言っちまった。
「くだらねえ。」
<だ〜〜〜ぁ〜〜か〜〜〜らぁ〜〜〜(泣き笑い)



「…は?」
「てめえ、しまらねぇヤロウだな?」
ゾロは思わず耳を疑った。
ナンダッテ?


「…何言ってンだテメェ?」
なんだか甘い気持ちになっていたのが、急激に冷やされていく。
音が聴こえるとしたら、きっと、ピキーン、って響いたはずだ。
「ちょっと待てコラ。誰がしまらねぇって?」
反射で凄んでみる。<ろ>「冷えたり熱くなったり、忙しいなぁ(笑)」<ガキだからv<ろ>「は!!」


「手ェ抜くなよ、おまえ。バカにしてンのか?」
言ったそばから、コレだ。おれは壊れ物でも何でもないんだ。あのなぁ、わかれよ。
おれは、ソレがイヤだって言ってるのに。<でも素直にはいえないんだよね<べ>「言えたらサンジじゃあないしな?」 <ええ、ごもっともで(苦笑)


バカにしている?
なンでそうなるンだ?
「…あンな、サンジ。誰も手ェなんか、抜いてねェよ」
むしろ、必死こいて抑えてるよ。
テメェに餓えてるオレを。
「バカになんか、してるワケねェだろ?なンで、ンなこと言うんだよ?」
むっとして、けれどそれすらも抑えて訊いてみた。<ろ>「ちっとも気付かねぇのな?」<うん、だってチンピラだし。(笑)   <このあたり、19歳だあ!!<兄>「よろこんでるし(笑)」<シ>「アオイねえ!おれはもっと違ってたぜ?なぁ?!(に)」   <べ>「―――ノーコメント。」<シ>「ムカツク。」


「じゃあ、」
眉根の寄せられちまったコイツの顔を睨みつけた。
この、鈍感の。アホみてえに、オレのことなんか構う男を。
「どうして、てめえは。本気でこねェんだ?どうして、骨が軋むくらい。抱きしめてこねェんだよ?ア?
卑怯だろうが、てめえ」<ろ>「かわいいなぁ。というか、気付いてやれよ、チンピラ」<や、ムリ。自分のことだけで手一杯だし。 (笑)<ろ>「しょーがねぇなぁ!(笑)」>ロクデナシをみているだけで幸せなわたしは編集者としておわっているのでしょうか、  だーりん?(笑)


…それってつまり。
エンリョなしに、コイツ、抱いちまって、いいってことなんだろうか?
うぁ、ヤベェ。今、鎖切れた。>さりげないこういうセリフにどきどきだvvv
マジでヤベェ。ナケナシの理性が消えちまう。
「…サンジ」
抱いても、いいのか?
「オレ、マジでやべェぞ…?」
泣いても、叫んでも。
「…オマエのこと、喰い尽すまで。オマエのこと、離せねェぞ?」
それでも、いいのか?
問いかけを視線に混ぜて、サンジの青い瞳を覗き込む。
ギラギラとケモノみたいに餓えたツラした自分の姿が。
その中に、捕らわれていた。<ろ>「よかったなぁ!(笑)」<うっわ、余裕ぶっこいてコイツ。(笑)<くっちゃえ〜〜〜!!!って思ってたよ(笑)


おれは。
唇が緩んでくるのが自分でもわかった。
ヤツから。放たれているモノの色が変わったのが見えた気がした。上等じゃねえかよ?
ふわふわ気遣われてるより、よっぽどイイ。欲しい欲しい欲しい欲しい欲しい、ゾクゾクする。
おれは、だからてめえがスキナンダヨ。ロロノア・ゾロ。オマエが、ケモノの面晒すのが。
おれは。舌なめずりするくらい、すきなんだよ。
なあ?本気出して来いよ。こいよ、おれが
受けとめてやるから。
「ゾロ、聞いてたかよ?なあ、これだけ言やァてめえでも。わかるだろう……?」<あーかわいいなぁ、サンジくんv<ろ>「ゴチソウを目の前にしたネコみてぇだな(笑)」<あら、チンピラなのにゴチソウ?(笑)<ろ>「あー…エサ?(笑)」 <エサ!!ああ すごくいいエサだねvv


「…あァ」
牙を剥いて、笑った。
「…あとで後悔すンなよ」<文章が変だとワードくんにツッコまれるもののこれはこれでいいんだい!と胸を張るワシ。(笑)<おう!!だってチンピラ語録だもん!
今のキスなんかじゃ、全然足りねェから。
久し振りに獲物を得たケモノの気分だ。
にぃ、と笑って、サンジを抱き上げた。<ろ>「横抱きじゃねぇとこが、らしいよな」<ええ、荷物抱きで。(笑)だってチンピラだしv>あははははははvvvvvらしくてすきよ〜〜っ<兄>「絶叫してら(笑)」
思いのまま、サンジを貪れるところに、連れ込むために。
「…思う存分、テメェを喰い尽してヤル」


ここまで来るのに結構時間かかったなぁ!<ろ>「ツッコミが多いからだよ」<む。だってツッコミいれないと。(笑)ねぇ、だぁりん?(笑)>編集の醍醐味ってもんだわvvv(ぎゅうううう)そして、チンピラ!!喰い尽してやってくれ!!(笑)



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