7.
ふわり。
サンジの表情が蕩けた。うっとりと、目が細まって。
ネコみてェ。そう思った。<ろ>「ネコだろ、アレは?」<うん。だね。(笑)
サンジの閉じられた足を、膝でゆっくりと割りながら。抱えた指先から舌を滑らしていく。
手首に吸い付いて。内側の肉にそって舐め上げ。
肘の内側の折れるところを噛んで。はむはむ、と唇だけで噛みながら、脇の下まで到達。
鼻面と舌先を食い込ませると、ふるりとサンジが身を捩った。<ろ>「美味そうだな(にやり)」<アンタも食べたくなったでしょ(笑)<ろ>「ん。まぁな(にぃ)」<うっかり食べさせたくなった私はチンピラに顔向けが〜〜!!(笑)<兄>「夏があるじゃん(にぃ)」<ぎゃああ兄!アナタなんてことをーっ<シ>「パラ系のベイビでもいいんじゃねえの?(にか)」>ぎゃあああああ、あくまあああっ<ベ>「マネージャ、いまさらだぞ?(溜め息)」
笑顔がさらに蕩けた。
目を閉じて。
「―――ちょ、…く、すぐってぇ、」
笑いを含んだサンジの声がして。けれど、ふぅ、と吐いた息が甘いことを知る。
くくっと喉元で笑って。
「…ソレだけじゃ、ねェだろ…」
囁いて。脇と胸の間の肉を食んだ。>ろくでもないなあ!!(笑)<シ>「フフン。うまそう(にか)」>自分だって齧られてるくせに……(ぼそり)<シ>「ンあ?(ぎろ)」>いいえなんでもございませんのことよ〜(に)
「ン、ぅあ……っ」
サンジの口から、甘い声が零れた。
腕を離してやり、その代わりに空いた両手でサンジの肌の表面を撫でる。
産毛を逆立てるように、サラサラと。脇腹を、時折歯を立てながら辿る。
ちゅる、と吸い上げると、ソファを掴んだサンジの手に力が入ったのを目の端で捕らえた。
フ、と笑みを漏らすと、首の後ろに回された手が、きゅう、とそこを掴んで。
サンジの足の間に割り込ませていた膝を下ろした。
随分と浅い位置にあるフックを外す前に、白い腹の真ん中にぽつんとある穴に、舌先をもぐりこませた。
クヌクヌ、と舌先で弄ると、<ヘソなんか舐めんじゃねぇ、って思わない?<ろ>「やってるほうは楽しいんだよ(笑)」<うん、それも理解できるんだけどね。(笑)
「ウ、んンッ」
鼻にかかった声がして。首の後ろをざり、と引っかかれた。
「…ッ」
一瞬、ぞくりと背中に震えが走り。
布地の上から、軽く立ち上がったサンジのものに、歯を立てた。<仕返し(笑)<ろ>「違うな。お返しだよ(笑)」
「―――ひぁ・・・っ」
嬌声が響いた。
柔らかな布地の上から、何度か歯を立てて。
形がくっきりと浮かび上がってきてから、ホックを苦労して外した。<ろ>「先に外しちまえば、苦労しねぇのにな」<だって、チンピラ、バカだから。(笑)<ろ>「実も蓋もねェ(苦笑)」>くーるなだーりんと冷静なロクデナシがすてきvv
歯でジッパーを下ろしながら、手はすでにズボンを引きずり落とそうと急ぐ。<ろ>「しゃーねぇな。焦らしといて自分でガマンできねぇってのは(笑)」<やーだってヤツバカだし。(笑)<このあたりチンピラっぽくていいなあ!(笑)<兄>「ばかっぽくて、ってことだろ(にか)」
「ッあ―――!」
すがるように、首に添えていた指が。
強張った。
与えられた刺激に、滑り。
指先に、皮フを裂いた感覚が伝わったとおもったら
熱を持ち始めていたその真ん中に強すぎる刺激
喉の奥から、ちいさいけれど悲鳴じみた声がかってに零れた。
反り返った喉を伝って、とまらずに。
じれったい、けれど
自分でも、押さえつけられた腰骨がよじれるように動いたのがわかった。<ろ>「すっげぇ美味そう」<うん。活きがいいしねv>おうよっ鮮度はぴかイチ!<シ>「若干慣れてないってとこもまたソソルねェ(に)」<兄>「いやん、すけべおやじー(げらげらげら)」<べ>「活きだの鮮度だの・・・(やれやれ)」
息が。くるし、
出て行くばかりで、肺が空になる。一つ洩れるたびに昂められていく
空になる肺に、勝手に溢れてくるあまったるい、それでいてどこかが冷えていくような痺れと降りかかるように、
体から直接取り込むコイツの熱すぎるほどの呼吸と、苦しさと。
視界が霞んだ。<はーvvvめろめろりんでかわいいのうv<ろ>「じいさんみたいなそのコメントなんだよ(苦笑)」
「あ、っあァ……」
強請る声だ。これは、伝える声だ。
くるしい、たすけてくれ、おまえがすきだよ、だから
もっと、しよう? <ろ>(声も無く肩震わしてるし)<ツボに杯入ってカワイイわけね?(笑)<ろ>「たまんねぇな(笑)」
<フフフ。なんかうれしいなあvvv<シ>「ロクデナシに気に入られて?(に)」>そうそう。<兄>「なんかさー、チンピラよかやっぱ愛されてンの?ロクデナシロロノア(に)」<べ>「別種の愛情なんだろうよ」>フフ、常識人わかってるじゃんv
切れ切れだ、息なんか。
小さな音。金具の引き降ろされる、開放されて安堵と一緒に声が洩れた。
ゾロが。
声に出さずにわらったのだろうと。下肢に直接触れた空気でわかった。
布地が肌の表面を滑るのすら、もうおれのカラダは摩り替える、オマエから与えられるモノに。
だから、声がでる。
けれど、違和感が、あった。
オマエの手が触れても、邪魔をするモノ。おれの右腿。
オマエの舌が触れても、おれはそれが遠い。
そんなのは、イヤだ。<ろ>「あーあ、だな(苦笑)」<まったくだよね〜。(笑)<返す言葉もないっす(笑)
腰を浮かさせて、落とさせたズボン。
その作業の途中から目に入ってきた白い包帯。
妙な焦りが腸に湧き。
それが、さっきまでのケンカの原因になったのかと思うと、むかついた。<正直者だよねぇ。<ろ>「正直ならいいってもんでもねぇけどな(笑)」<あうち!あんたヒドイ!(笑)あ、肩竦めンなよ!!!(笑)
サンジが傷つくのは、コイツも戦っているから仕方がない。
けれど、それは。
コイツが傷ついても平気だってことじゃない。<一応苦悩してるみたいね?<ろ>「もっと悩め(笑)」<サンジの味方で うれしいなあ(笑)
チクショー、オレだけだ、コイツに跡を残していいのは。<あーあ(笑)
そんな思いが、頭を過ぎった。
下着の中で盛り上がったサンジのものに、軽く口付けて。
サンジにバレないように、包帯を外しにかかる。
ヤワヤワと歯を立てて、下着の上からサンジのものに吸い付いた。
素材の奇妙な味をガマンしながら、じとりと濡らしていって。<やっぱりCK?<ろ>「まさかグンゼ?(大笑)」<BVDとか!?<ろ>「どうでもいいけど、不味そうだな」<いがいとそれがいいのかも。(笑)<やっぱCKじゃないの?(笑)<兄>「あ!おれの聞きたい??(にかにか)」<シ>「ん?おれのはおれのはーっ(げらげらげら)」<ベ>「あんたたちは……っ(呆)」
その快感だか不快感だかに揺れるサンジの腰の動きに合わせて、そうっと包帯を留めていた小さなフックを外した。
鼻にかかった声が、ラウンジの乾いた空気を甘く染め上げる。
じゅ、と吸い上げて、また腰が揺れて。
左足の付け根に、指を潜り込ませながら、右足に巻かれた包帯をそうっと緩めた。
右足がぴくん、と跳ねて。
手が包帯の上に当たった。
傷口には当たらなかったみたいだけれど、もう待てなくて。
「…サンジ。外すからな」
妙に焦ったような声で告げた。<焦ってるんだよう!!<ろ>「なぁ?(にやり)」<ひゃあ!!(笑)
「すぐに、」
「…あァ」
「ゾロ……?」
右足の障害は。
唯の布キレじゃないのかもしれない、浮かされた脳のどこかがひやりとした。
だけど、もうそんなことにまわせる余裕なんかおれのなかにありはしない。<ギリギリ?<ろ>「まだまだだろ?(笑)」
コイツのことだけ、
暴れてる情動と。
治める術は、ひとつだから。
取り去る、この遮るものを。
あまく熱かったコイツの気配が、晒された足に触れた途端。苛立ちを含んだものに変わった
それを裏付ける、舌打ち。洩れる、おれのオトコから。<そうだよ、サンジくん!アレはキミのだ!!!(笑)<もらったぜ!!(笑)
外してくれと言ってみた。
苛立った気配は変わらなかった。
何に怒っているのかとか。そんなことはぜんぶ
カラダを重ねちまえばきっとわかるから。<わかったのかな?(笑)<ろ>「微妙なトコだな(笑)」<ロクデナシ、ご明察(笑)
あまく融けたみたいな指で、布キレを引いた。
きつく締めていた布が僅かに緩くなった。
もう一度焦れたように引いて、そうしたら。
掌に。おれのよりでかいそれに、覆われた。
間近にある顔を見上げてみれば、ゾロは。きつく引き結んだ唇をしていた。
おれの、すきな。
流麗に伸びる眉も、顰められていて。ずきりと。
心臓の裏側が疼いた。<あーごめんねぇ!!!<ろ>「あァ、そこはハハとして謝っとけ(苦笑)」<くあ!!(笑)<言われちったね、だーりん!!(はぎゅうう)
オマエを、おれは。怒らせたのか?<あんま気にしないでね!(笑)<ろ>「気にするだろ(苦笑)」
するすると包帯を外し始めたサンジの手を止めた。
するりと白い布が踊り。甘い吐息と共に、床に落ちた。
サンジの太腿に張り付いたガーゼ。
ゆっくりと剥がした。
「…なんだよ、これ」
地を這うような、低い声が勝手に漏れた。
目の前には、深く縦に刻まれた、醜い傷。
まだ、血が止まりきっていない、ギザギザの傷。
「…なんなんだよ、これ」
むかついた。<ろ>「ダメだな、誤魔化すくらいの余裕持てよ(苦笑)」<ムリムリ。だってチンピラだし(笑)
腹の下が、ぐるりと捻られたみたいに疼いた。
ぎり、と歯を噛んで。
こんな傷が、サンジの身体に残されるなんて。
誰がこんな痕を残したのか。
「…くそッ、許さねェ」
不意に哀しげに歪んだ、サンジの表情。
けれど、このわけの解らない激情は収まらない。
「…オレだけの筈だろう?」
勝手に言葉が零れていく。
「オマエに、痕を残していいのは。オレだけの筈だろう?」
くっそ、ムカツク。
誰がしたのか検討もつかないが。
それでも、いまにもぶっ殺しに行きたい衝動が、せり上がってきた。
生きていても、死んでいても。もう100回ぐらい、殺しにいきたい気分だ。
サンジの足を掴んで。
まだ生々しい傷痕に唇を寄せた。
縦に刻まれた、長めの傷。
相当なナマクラだったのだろう。切り口が、ぐちゃぐちゃで。
ムカついた。
ただただムカついた。<語彙がやたら少ないところが涙をソソルね。<ろ>「ウソばっかこきやがってオマエ」<あら?ロクデナシもちょっとムカついてる?<ろ>「アタリマエだな。けど、オレは隠すぜ?」<うーん、まぁ、そこが違いってことで。(笑)<そうそう、この言葉足らずながらも昂ぶっていく感情が!!この段落とても好きvv<兄>「チンピラのロクデモないところがすきって言ってるみたいに聞こえるね」<べ>「まさにその通りだろう」
いつでも真っ直ぐなサンジに。
こんなに汚い傷を付けられたことが。
薬の味。鼻に付く、嗅ぎ慣れた匂い。
こんな匂いをさせるのは、オレだけでいいはずなのに。
怒りが衝動となって、サンジの右足。傷の上に、歯を立てた。<いたたたたたた!!!!
鉄の味が一瞬で広がり、ゆっくりと歯を浮かせた。<ろ>「おいおい(呆)」<まぁったくねぇ!
「うあ、アッ」
サンジの身体が跳ねて。頭を押された。<ろ>「押しのけちまえ(呆)」<うはは!すこし怒ってるし!(笑)<ロクデナシならぜったいしそうにない、よね(苦笑)
ぺろりと傷を舐めた。舌に広がる、苦い薬と血の甘さ。
これでこの傷も、オレのだ。
まるで子供の独占欲。
けれど、サンジに関しては。髪の毛一本に至るまで、他人に渡してやるもんか。
コイツは、全部、オレのだ。
全部。<ろ>「自覚があってなにより」<まだ呆れてるし。うぷぷv
恐怖した、のだとおもう。おれが、コイツにきっと。<ろ>「ムリもないな」<まったくねぇ!!(笑)
穏やかな手だった、告げれた声も。傷のことを言っていた。
それが。
引き攣れかけた肌に沿ってすべり、じわりと背からなにかが這い登った。
痛いほどに。苛烈なコイツの視線がまっすぐに。酷い有様な傷にあわせられているのだと
足を掴んでいた指に力が込められたのを感じ、目を閉じたけれど。
それでも。
追いつかなかった。
悲鳴ジミタ声をあげて、コイツを手が押しやった。<ろ>「泣き叫んでいいぞ」<困らせるため?<ろ>「そう」<あーあ。チンピラってば、ロクデナシまで敵にまわして。(笑)>あはははは、まわしちゃいましたか(笑)<兄>「いったそぉ〜〜〜」
息がどうとか。ぜんぶ、関係なくて。カラダ中が冷え切った。
メクレタ肉の内側に、突き立てられたのは。
ナミダが勝手に零れた。カラダが引き攣る。
ひゅ、と。
喉が鳴ったのを。哀しいと思った。<ろ>「オマエのせいじゃねェよ」<アンタがそこで切なそうな顔してどおすんのよ!(笑) <ろ>「ルせぇよ(苦笑)」
おれが、勝手につけた傷で。オマエが憤るなんて、いやだ。<健気だねぇ(ほろり)<ろ>「アイツにゃもったいねぇな(笑)」<フフン、本気で言ってないクセに。(笑)あ、また肩竦める〜。(笑)
「―――ァ、い……っ」
痛い?イタイ?痛いさ、けど。オマエが
オレに。オレの内側に残そうとする傷に比べれば。<あーほんと健気!サンジくぅん!<ろ>「オマエ、バカだろ(苦笑)」 <う、ムスコに言われた。(笑)>健気サンジがんばります(おいおい?)つか。サンジくんいつも健気だよね?(笑)
冷え切った指先で、額をたどった。
ごめん、おまえのこと押しやって、ゴメン。
勝手にオマエのこと、苦しませてごめん。
こんなことで、怒らせてゴメン。
余計な傷、つけちまってごめん、<ろ>「や、気にすんな」<ってアンタが!!(大笑)>いいぞう!!ろくでなし〜〜〜!! <シ>「うい、二矢。いまサンジ、ロクデナシにやっちまおうって思ったろ(にぃ)」>・・・えええっ?!
だから。
痛ぇけど。ナミダ出るけど。とっくにカラダ冷え切っちまってるけど。
声、かすれてるかもしれねェけど。
「ゾロ、」
くそ、いてえ。
抉り出される鈍い感覚。
だめだ、また。声が跳ね上がった。<なでなで!<ろ>「もう一個追加な」<結構ノリがいいわね。(笑)
「…全部、オレんだよな、サンジ?」<ぞくぞくするねえ!(喜んでます)<シ>「ストレートなヤツだな!」>だってチンピラだし (笑)
熱い。流れ始めた血より。熱い舌が。
舐めあげた。
「ぁっ、」
「―――喰い破っちまえ、よ。そしたら、……ッ」
「おれの、カラダ。ぜんぶ、てめえだけのだ―――」
頭を掴んで。髪に指を絡めて、言った。<ろ>「もったいねぇ」<だぁから!(笑)<あはははははははは!!!!
ゾロ。
「ヤだね」
傷の上をなぞる様に舌で舐め上げて言った。
「ンなの、クソおもしろくねぇ」
ふるふると震える身体が、たまらなくソソル。
「オマエを食い破っちまったら、こうやって、オマエが震える様とか」
キュウ、とすっかり力を失ってしまったものに、手を添えて揉んで。
「こうやって、オマエが熱を帯びていく様とか。味わえねェじゃねえか」
ペロリ、とさらに傷を舐める。
「オレは、オマエの身体だけとかいらねぇ。オマエの反応とか、キモチとか、全部含めて欲しいんだよ」
「ンぅっ」
痛そうな声。それでも、ゆっくりと傷を舌先でなぞる。
空いた手で、ボクサーの上からサンジのものをやわやわと揉む。<マゾ性開発中?<ろ>「…なぁ二矢。コイツが一番ロクデナシだと思わねェ?(呆)」<ひっでぇ!きっとベンさんの方が上だよう!!(笑)<にゃにおう!!ハハ対帝王だとぅ?!う〜〜んう〜〜ん、あ!帝王サマに関してならこのヒトが一等イイご意見をお持ちなんじゃあ…<シ>「ん? 多分クソベックマンが微妙にリードだな(に)」>ううん、どういう点でかは、こわいからきけないなあ…<シ>「だってよォー、武藤チャンとはオレね―――」<ベ>「お黙りなさい(口、手で塞ぎ中)<シ>「む〜〜〜〜!!!」>アリガトウ、常識人(ほっ)
薬を全部舐めとって。血がもう滲まなくなってから。
爪先を目指して、ゆっくりと舐め上げる行動に移った。
内腿の柔らかいところに、やんわりと歯を立てて。
もう片方の手で、足を抱え上げて。
膝の裏に吸い付いて、脹脛に口付けて
唇だけで、アキレス腱の辺りを食んだ。
共に"戦う"サンジの"生命線"。
ふるりと震えた肢を、やんわりと舌で舐め上げた。<このあたりどきどきvvサンジくん足きれいだろうなあ(うっとり)
<兄>「フェチがいるね(にか)」>おうともよ(笑)
敬意を表して、口付けて。<結構フェチだよね。(笑)<ろ>「…あー(同意したものかどうか迷っている)」<ふふん♪
「うぁ、アッ」
腱を。やんわりと食まれてまた声が零れた。
冷え切っていたカラダに、また血が通い始めて熱に追い立てられる。唇や、舌にそって。
緩慢に、焦れるほどに正確に
鼓動が競り上がる。
腕に、指ですがり付いた。
「―――ロ、ゾロ」
あまったるい、呼び方。酸欠のアタマの産物。
爪をたてるほどに、指先に力を込める。とまらない舌に抗議する。
追い上げる唇に、呼吸に。
「ゾロ、」<ろ>「マジでチンピラにゃもったいなくねェ?」<いやそんなマジな顔で言わないでよ。(笑)<ろ>「なぁ、二矢ぁ?」 <こら、眉を跳ね上げるな!(笑)>うううううううんん、ウウウウウウんん、まあじでアナタにもサンジくん上げたい私がいる、つうか、 ええと〜〜〜〜。<シ>「ロクデナシにいただかれちゃうサンジがみてェんだろ(にか)」>ウ、鋭い、シャン。あ、あげちゃおう、か?<シ>「おれに聞くなってばよ。なぁ?ロクデナシ?(に)」
「…あァ?」
腕から、上腕。肩まで、カラダを無理矢理に起こしかけてなぞり上げる。
「おれ、唇が寂しい」
わらった。
「なあ、ゾロ?」<健気だねぇ(ほろり)<ろ>「あーあ、もっと美味く喰えるのになァ」<こ、こら。(笑)<うあはははvv
唇を引き伸ばして、ゾロが。
「…寂しくなったか?」<まじでロクでもねぇなぁ!(笑)<ろ>「しょうがねェなぁ(苦笑)」
「ンッ、」
爪先に、口づけられた。<どっきどきです、サンジくん(笑)
「…ふ」
身体がゆっくりと。みせつけるように起こされた。
待ちわびる自分がいる。
コイツの身体の重みを。
頤に触れてくる指と。からかうようにのばされる指先、頬へと。
薄く唇を開いて、指先を舐めた。
引き込んで、歯を立てれば。
柔らかく撫でられた。舌先から、すこし奥まで。
ああ、わらってる、コイツが。
熱い、それでも柔らかな目で。
ふわん、と。体温がまた上がった。
「…もっと欲しいか?」<ろ>「いきなりなんでこんなやさしくなってンだ、コイツは?」<さぁ?やるだけやって、気が済んだんじゃない?<ろ>「…あァ。ガキなんだよなぁ(苦笑)」>チンピラ、かっわいいんだよなあ(笑)
「言ってみろよ…オマエにやるから」
手首を捉まえて。唇から指を引き出した。
に、っと。牙を剥いてゾロがわらった。<しかも偉そうだしね。<ろ>「所詮ガキだしな(苦笑)」
目をあわせたまま、手首の裏側に歯を立てた。
舌先で、微かに伝わってくる脈拍を感じながら、笑みを深くするゾロをみていた。<大喜びだねv<ろ>「単純すぎだ(苦笑)」>ちょっとうらやましいのかしら(笑)この素直さが??(笑)
とくん、と。一つ跳ね上がる。
もう一方の腕で、引き寄せた。首を抱き、捉まえていた手首を放した。
カオを埋める。肩口から、耳もと。舐め上げて耳朶を含んだ。
「てめえに決まってる、」
「ゾロ、てめえが欲しいに決まってる」
きり、と耳朶を食み。手を滑らせた。
「…じゃあ、質問を変えるか。…どうしてもらいてェ?」<オッサンだな。<ろ>「否定の余地もねェな(苦笑)」
手をそのまま滑らせていった。胸の傷に、爪を立てて。
肋骨や、それを覆う滑らかな筋肉であるとか。
おれの指先や掌で感じながら。
首筋に、口付けた。吸い付いた、薄く浮いた汗に。
どくりと脈打った。淡いグレイのデニム。<ちとマゾ入ってるよねv<ろ>「紙一重だしな」<アンタは?<ろ>「どっちかっていうとサドか?(笑)」<それはチンピラも一緒だと思うけどね。(笑)>あはははははははははvvvvvv
張りのある生地の感触に、吸い付いたままの唇がコイツの首でだらしない笑みをつくった。
歯を立ててみる。
柔らかく後ろアタマを撫でられて、目を閉じた。
伝わる、こいつが、喉の奥でわらっているのが。<大喜びしてるねv<ろ>「まぁ、サンジも嬉しそうでなによりだ」<というか、そっちがメインでしょ?<ろ>「たりまえ(にぃ)」>へへへへvvv<兄>「なによろこんでンの(笑)」
腰から、指を突っ込んだ。
生地の中に。僅かな隙間に、こもった熱が指先に伝わった。
ボタンフライを外すのは、楽しい。<なぜかボタンフライをジッパーだと思ったんだよねぇ。(笑)<ろ>「オオボケか?」<微ボケv<ろ>「…へいへい」
一番上のボタンを、指で弾くようにして外した。
そうして耳のすぐ下と。頤の突き当たりのちょうどその場所に。軽く歯を立てた。
「オマエ、よゆーありすぎ、」
わざと、髪でコイツの頬に触れるようにした。
アタマを撫でてくる手に、おれまでうっとりした。
残りのボタンは、フロントを引けば全部面白いくらいスムーズに外れた。<ろ>「張ってるからな(にぃ)」<や、うん、真実なんだけど。(笑)>あははははははははは!!!!
合わせ目から、手を差し入れた。
直に伝わる熱に、間近にあるコイツと目を会わせた。<ろ>「直穿きなのかよ!」<アンタだってそうでショ?(笑)<ろ>「まぁな?」<じゃー別にいいじゃーん。(笑)<ろ>「イメージとしては、トランクス穿いてそうだからよ」<ああ、そう。(笑)じゃあアンタは?<ろ>「オレは日による」<あっそう(笑)
ゆっくりと、指で触れながら。
僅かに細められた目、眦に唇で触れた。
そのままこめかみに口付けた。
掌にコイツを感じながら。握り込む。
「おまえと。気持ちよくなりたいよ、ゾロ」
「おまえのこと、気持ちよくさせたいよ、」
「おれで。」<カモン!!!<ろ>「…もうちっと、マシな誘い方は無いのかアンタ?(呆)」<…go get?<ろ>「…二矢ぁ、助けろ」<あ、天を仰ぐなよう!!!>あはははなはははな!!だってわたしロクデナシも好きだけどだーりんあいしてるもの、このギャグコミで!!(大笑)<シ>「おれはギャグはコミじゃないけど武藤チャンすきだぜー(げらげら)」<べ>「(溜め息)心がこもっていないこと甚だしいぞ、あンた」
8.
うぁ、ヤラレタ。
なぜか、そんな風に思った。
サンジに、してやられた、と。
けれど、それはなんだか甘くてフワフワな気分で。
自分で自分が可笑しくなった。
サンジの踵を食って、爪先をしゃぶってやろう。そんな魂胆だったのに。<やっぱフェチよねぇ。(笑)<ろ>「爪先って、敏感だからなぁ(にぃ)」<…///<ろ>「照れるなよ!!(笑)」
呼ばれて、引き寄せられて。そして与えられた口付け。
ああ、ヤラレタ。
ヤバイ。めちゃくちゃヤバイ。>こういう素直なモノローグがとてつもなくツボでした!!!!!<シ>「チンピラならではの持ち味だな(にか)」>若いからね!<シ>「アオイからね(に)」
コイツが可愛くてしかたがねェ。<ろ>「今更な自覚じゃねェの?」<どうやら違ったらしいよ?(笑)<ろ>「…しょうもねェやつだな(呆)」<まぁでも。上には上がいるし。ワルツロロなんて、ほんと鈍感だったからなあ!(大笑)<ろ>「マジかよ…(呆)」
下着の下、剥いて食っちまおうか、そう思っていたら。
甘い吐息の下、キレギレに口に乗せられた"オネガイ"。
オレが欲しい、と。
はっきり口にされちまった。<実は照れてたりとかね。<ろ>「いや、大喜びしてンだよ(苦笑)」<若いっていいねv<ろ>「アンタ、すげぇ年寄りみたいだな」<っるっさいなぁ!<ろ>「ふふん♪」
際限なく、顔が緩みっぱなしになるかと思った。>かわいいって!!!チンピラなのにっ(大喜び)
そんな拙い言葉に舞い上がる自分が、童貞を卒業したばかりのガキみたいに思えても。<直してみましたv<ろ>「よりろくでもない文章になったな」<それってアンタに近づいたってコト?(笑)<ろ>「よりアンタがどうしようもないってことだ」<ぐあ。<いやあ、光ってます。(笑)<兄>「なにがだよ(苦笑)」<シ>「チンピラ振りがだろ(にぃ)」<べ>「なにを言われてもいとおしい、ってことだろう(に)」>うはぁ。わかったようなこと言っちゃって!!(笑)<べ>「残念ながら、 わかっているぞ?(苦笑)」 <兄>「ああら。(笑)」<べ>「ご期待には沿えんがな?(に)」
濡れた瞳は、真摯な光りを宿していて。
ああ、そうか。オマエも、オレを全部喰いたいのか。
そうか、それもアタリマエのハナシだよな?
いいぜ、それじゃあ。オマエに全部、寄越してやる。<ろ>「偉そうだな、オイ(笑)」<まぁ、チンピラ、オレサマオラオラオトコだし?<ろ>「…すっげぇ形容だな、それ」
柔らかな指先が、しっとりと快楽を煽っていき。身体の熱を上げさせる。
いいぜ、スキにしてみろよ。全部、オマエのだからよ。<そうそうv全部サンジくんのものv美味しく食べてやってねv(笑)
首筋に歯が立てられて。なんだか妙に笑えた。
余裕ありすぎ、なんて言われたけれど。冗談じゃねェ。
余裕なんか、どこ探してもねェ。
けど。
オマエがくれるモンなら、みんな味わいたいから。
オマエから引き出せるモンが全部オレのモンなら。
オレから引き出してったモンは、全部オマエのモンだろ? <いいなあvvvチンピラって、すごく潔くて熱くってしっかりしてるから好きなのよ!(ぎゅううう)<兄>「オレ様だし?(笑)」>ああ、それももちろんvv
余裕は少しもねェけど、たっぷり味わいたいのは。
オレだけのワガママなんだろうか?<ろ>「ワガママなのは、否定できないな(笑)」<アンタはこういうとき、余裕あるわけ?<ろ>「…あるフリをすんのが、ポイントだろ?(にぃ)」<…だぁり〜ん、やっぱりコイツろくでなしですぅ!!!
きつくなったデニムを緩められて。
熱くなってもまだひんやりと感じる指が、差し込まれた。
たまンねー。
マジでクる。
真剣さを帯びたまま、蕩けた瞳。
すげェキレイだ。
眦に口付けられて、視線が遮られたのも一瞬のこと。
もっとコイツを見ていたくて、すぐに瞼を跳ね上げた。
吐息が頬に当たる。
甘い声が、皮膚をさざめかす。<煽られまくりっすねv<ろ>「青いなァ…(くくくくく)」
気持ちよくなりてぇ。オマエと。一緒に。
ああ、だから。
オマエの中、連れてってくれよ。
早く。 >このあたりも名場面っすね!!!(笑)
煽られて、さらに温度が一度上がった気がする。
サンジの掌の中、ずく、と自分のものが育ったのが解る。
「…たまんねーな、オマエ」>あなたのセリフの方がたまんねーわvv
くしゃり、頭を撫でてやる。
「…ンなに煽りやがって」<自己申告するとこがチンピラよねv<ろ>「オヤジってことだろ」<そう、エロオヤジーvvv<ろ> 「(呆)」
「余裕なンか、これっぽっちも無ェよ」
本音をバラして。掌の中のものを、押し付けて。<どうでしょう、よりロクデナシになった気が。(笑)<ろ>「…二矢? オマエ喜んでンのか?(笑)」>ええ、はい。非常に<兄>「よろこんでやがります(笑)」
「…いいぜ?気持ちよくなろうぜ、一緒に」
囁いて応えた。<やっぱりロクデナシ。(笑)<ろ>「もっと甘やかさなきゃダメだろ(苦笑)」<うーわーあー!(笑)>きゃああああvvvあまやかしてほし〜〜〜〜〜〜〜っ(笑)<シ>「はっはあ!本音がでてきたねェ?(にぃ)」
「―――うん、」
声が。ただの囁きにしかならなかった。
下唇をそっと食んで。身体を引き寄せた。
ずっと、ソファの端に寄りかかるようだった膝を、もっと乗り上げさせた。
頤に口付けを落として。もっと身体を引き寄せた。
きしり、と後ろで。ソファが音をたてた。腕が伸ばされて、ソファの背についたようだった。
硬い布地を引き下ろす。ジレッタイ。
何度か、引いて。おれはわらった。声に出さずに。<ゴキゲン猫、企み中v<ろ>「嬉しそうだよなぁ(笑)」<というか、アンタがなんで嬉しいわけ?<ろ>「そりゃあ、な(にぃ)」<あーサンジの味方。(笑)>うふふvv
手を伸ばす。腰を引き寄せる。
舌を伸ばして、じんわりと舐め上げてからゆっくりと口に含んだ。
「…ふ」
低く、短い笑い声が。耳に届いた。<やーもーサンジくんてば、ありがとう!拙宅のチンピラのために。<ろ>「…なんだかなぁ…(苦笑)」<あら?羨ましい?<ろ>「違う。アンタの反応だよ」<あっそう。(笑)>にゃはははははは。あ、兄はなんだか照れたみたいで戦線離脱しかけてるわ(笑)<シ>「ヘイ、戻れ(に)」<兄>「ううん、なんつか(苦笑)」
舌を絡めた。
目を閉じたおれの頭。ヤツの手が、柔らかく撫でてきている。くしゃ、と。
口の中で。徐々に形が変わってくるのに笑みが浮かびかけた。そのまま、奥まで含む。
脈動を、味わう。口の中ぜんぶで。浅く、深く。<ディープスロートって、オエっとしませんか?<ろ>「…バカかアンタは(呆)」<いやアンタには同意求めないよ。アンタ口でかいもん。(笑)<ろ>「…そういう問題なのかよ(呆)」<そうだよう!(笑)ねぇ?<ろ>「同意を求めるなよ、そういうことで(苦笑)」>サンジくん、あんまり口でかくないよねぇ?(笑)
指が、柔らかく髪を梳いてくる。
優しい、動きで。
「…すっげ…気持ちイイ」<ここで気持ちよくなかったらどうする?<ろ>「…軽くシめるか(にぃ)」<それって?<ろ>「はン?永眠させとくさ(笑)」<…朗らかに言わないで。<かっこいい、ロクデナシ〜〜〜〜vvvvv(笑)
舌をぜんぶつかって、丁寧に丁寧に舐め上げた。
「…熱くて、やぁらかくて、…たまンねェよ」
耳もとに落とし込まれて身体が跳ね上がりかけた。
酷く熱い吐息が、かすめる。
先端を舌と唇で愛撫した。
目を上げた。
僅かに細められたまま、ソレはやっぱりわらっていた。すこしだけ弾んだ息。
そして、光が。あった。目の奥。どこか、ぎらりとしたそれ。<いやぁもー美味しく食べていただいて、幸せものめ!チンピラのくせに!!!<ろ>「…アイツ、実は愛されてねェのか?」<…誰に?<ろ>「アンタに」<や、そんなことないけど?(笑)
「……ん、」
息を吸った。
頬に、ゾロの指が添えられて、ゆっくりと滑った。
くう、と。
吸い上げた。
飢餓感にも似た気持ち。
また、増したかと思える、変わり始める角度や口内に広がる味や。全部を。
やんわりと噛んで、誘い出す。<チンピラ〜、幸せもの〜!!!!(喜)<ろ>「…だな(笑)」
喉のもっと奥へと。引き入れ啜り上げるように。
息を呑む音が聞こえた。
なんで?
それでも、柔らかく頭を押されて。自分から、もっと額を押し付けた。>うん、がんばれ(笑)<シ>「なんつか、健気だねえ?」>泣けちゃう?(笑)
口の中と、舌と熱いところ、濡れたところぜんぶで。
絞り取るように。<ほんと美味しそうにいただいてくれて、ありがとう(涙)<ろ>「…泣くなよ(呆)」<いやだって、嬉しいじゃん。ムスコが愛されて。<ろ>「…ギャグなら殺すぞ」<いや、本気!本気ですってば!!!>ロクデナシーーーッ!!!(大喜)
「…ッ…く」>チンピラの声ですよう!!みなさあああん!!!(笑)<兄>「おいおいおい(笑)」
低く落とされた吐息が。漏らされるのを聞いた。
手を伸ばしてゾロの。きっちりと張り詰めた腿に触れた。
先端の窪みに舌先を戻して、舐めることだけに一心になる。
「…なァ、サンジ…すげ、出そう」
溜め息まじりのような、切羽詰った声に。眼だけを上げた。<ああ、すまんです、拙宅のチンピラ(泣)<ろ>「だから泣くなよ!」<いや、だってぇ!<いやん!!(笑)サンジくんよろこんでのにー(笑)
それでも、苦しげに眉根を寄せていても。たしかに、笑みが覗いていた。
首を横に振った。やだ。
ゆっくりと口を離した。
「キレイに喰ってやる」
「…飲んでくれンの?」
返事の代わりに、「しゃぶりついた」。
口に零れた、唾液を。指で拭われた。<ここのとこもセクシーな所作でござんすvvチンピラvvv
その動きにつられて目をあげて。ゾロが。同じ指を自分の口もとに運び。舐め上げるのが見えた。>いろっぽいってばvvチンピラ〜〜〜vv
ずくん、と。身体が疼いた。<ろ>「…あーかわいいなぁ」<だからそこでアタマ抱えるなよ!(笑)かわいいけどさ、サンジくん。(笑)>あはははははは!!ロクデナシ〜〜〜〜vvvvv<シ>「身も蓋もない喜びようだな(笑)」
「…キツかったら、言え。…ちっと、抑えらんねェから」
手を。腿に沿わせていた手を。撫で上げるように滑らせた。だいじょうぶ、と。
手で、髪を撫でられた。ちいさくわらった気配がした。
そして、ふわりと。
頭の天辺に。口付けが落ちてきた。
なんだか。泣きたくなった。<ないちゃだめよう!<ろ>「別に構わないけどな」<なんで!?<ろ>「泣いてる顔もかわいいじゃねぇか(にぃ)」<あーロクデナシ…<ろ>「ほっとけ(笑)」<さすがだわvvvv<シ>「惚れ直してるバカがいる(笑)」<べ>「どれどれ・・・、ああ、そうだな(苦笑)」>ほっといてよ!(笑)
口に含んでいるのは。紛れもなくコイツなのに。どうにかして、もっともっと。
イイようにしてやりたい。
口全体で。何度も擦り上げるようにすれば。
腰が揺れた。腕を廻せば、背中から強張るのが感じられた。
濡れた音。
律動。絞り上げて。
なあ、はやく。クレ。<結構辛いモンねぇ…<ろ>「しみじみ言うなッ!!!(大笑)」<だってさぁ…(笑)
「…もぅもたね…ッく」<申告するのはえらいよね。(笑)<ろ>「バッカだなぁ、アンタ…!(笑)」
びくん、と。
繋がった粘膜が跳ねた。
目を閉じた。
口に広がるものを嚥下する。
喉を落ちる、滑る。
じわりと。熱が中から拡がる。
残滓も残したくない。
舐めとる。
離してもなお。舌でまさぐった。
頬におかれた手を感じる。
おれの手を沿わせてみた。<あー幸せモノめ!!(喜)<ろ>「…たくなぁ(苦笑)」<愛がありますか??(笑)よかったよかったvvvv
それでも、おれの舌は。
こんどは自分の口の中に戻って。
反芻した。自分で歯列をなぞって。もういちど呑み込む。
唇が熱っぽい。
舌先で触れた。
そこに微かに残る味を、舐め取った。
ふい、と目を会わせた。
目を細めたゾロがいた。
「喰った。」
そう告げて、薄く口を開いて、舌も中もみせた。
「―――な?オマエのこと」
そう言って、すこしだけわらった。<あーかわいいってば、サンジくん。まじでとてもかわいいようvvvv<ろ>「あーあ(笑)」 <目が優しいぞう!!<ろ>「そりゃあなぁ(笑)」<いとおしいか。(笑)<うれしいいvvvvvvvvv<兄>「えー、姐御?判明したんだけどさ」>なによう、なんかだーりんに言いつけるの?(笑)<シ>「二矢めろめろだぞ、ロクデナシに(に)」>そんなことだーりんとっくに知ってるもんん!!ねえ?だーりん!!(ぎゅううう)<べ>「でも“だーりん”がいっとうすき、って言うんだろ?」>あらん、よくご存知でvv
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