雑に車寄せに停めると、長い指がイグニッションキーを抜き取った。
ヘッドライトが消されて辺りは 夜の暗さを取り戻し。エンジン音が無くなってしまえば、聞えてくるのはゾロの方からする微かな 音だけになった。キーと中指のリングが触れ合ってたてる僅かに尖った音と、ドアの開けられる音。
小石が踵の下で鳴り。前を向いたままだった俺の視界をヤツが横切って
こつ、と。ウィンドウにかるく指を当てる。
俯く事も、目を閉じる事もできなくて。ただ、開けられたドアから、ひんやりとした海辺の空気の
流れ込んできたのを感じた。
ついたぞ、と。静かな声がそれを追ってきたのを。
投げた視線の先にある砂浜へと続く丘に建つ家は、夜目にもそれとわかる一時代前の美しさを
備えていて。手を入れてやりさえすれば、建てられた当初の優雅さをすぐにでも取り戻すのだろう
けれど。先を歩く男は、まるでかまいもせずに古い物は古びていくのに任せている風で。
やがて通された波の音が耳につく部屋は、創作のためにだけ使われているような場所だった。
不必要に広い家に使用されていない部屋が一体いくつ有るのかわからない。
『アトリエで寝起きしてるっていうし』
いつかの、ビビの弾んだ声が耳に甦った。
現に窓の多い広すぎるほどのこの部屋も、暖炉に向かい合うようにして隅に置かれている
使い込まれた革ソファだけが家具といえそうな唯一のもので。長い年月と陽射しで漂白された
ような剥き出しのフロアの所々に、ヤツの試作品らしいモノや、作品が無造作に置かれ。
そのもっと奥には、布をかけられたツールらしい一群が見えた。そのまわりにだけ、壁一面に
貼り付けられた紙や覚書のメモ。素描、切り抜き、写真。
この場所は俺を受け入れている、そう素直に感じ。いたたまれなくなる。
ここがどんな場所かくらい、俺にだってわかる。
どうして、ここに俺を連れてきたんだよ。
薄く、舌が血の香りを伝えてくる、噛みしめても。取り込まれる。
ここは。 時を削ってまで、内面と対話する場
感情を浄化し、あるいは転化させ
不安定さも矛盾も 時間に従属する事も拒み 刻み付ける 不安定さと静謐の、危うげなバランスを保ちながら
狂おしいまでの渇望まで
このオトコは、
想いを かたちにする男だったことを
俺はずっと
どこかに、
忘れていたのかもしれない。
あの日。あの真っ暗な部屋の中で ことばより雄弁に、たしかに
自分の内部に浸透し溶け込んでしまったのは “ Hydra”
あれは
―――おまえだったんだ。
足元でかるく床が軋む微かな音に、意識が現実に戻る。
逃げ出してしまおうか、一瞬そんなことを本気で願う。ここで、嘘はきっとつけない。 離してくれと叫んでも、手はきっと おまえにすがりついて離さないだろう
いまならまだ、
肩に、手が置かれた。
「ちょっと待ってろ、」
言い残しゾロはどこかへ消えていき。最後のチャンスもあっけなく消えたことを、自覚した。 しばらく過ぎてから戻ってきたときには湯気のたつカップを手にしていた。
カップを受け取った俺を、顎で軽くソファを示して座らせると、自分は部屋の中央からアルミの スツールを引いて、俺の正面に持ってきた。
指先が、かすめた。それだけで。
「寒いか?」
ちら、と火の落ちた暖炉を眼が追う。
「いや、平気」
微かに手の震えていたのを、気付かれていたのか。
長い腕が、フロアに直にカップを置き、その腕の描く曲線を眼が勝手に追いかけ。 身体の浮くようだった軽い酩酊感が、やっと、静かに自分から抜けていくのを背にあたる
厚いクッション越しに感じ取った。
「―――ハナシって?」
どうにか持ち出した自分の声は。砂を飲んだみたいに乾いていた。
「おまえがいなくなってすぐ、」
潮騒の音が近くでした。砂が波に乗せられていく音、どこか遥まで。 少しの沈黙。
「ビビに、話した」
「勝手なことを・・・・・っ、」
俺の口からでた言葉は、途中で切り取られてしまった。
「勝手・・・?おまえは。俺のこと完全に無視してるだろう?」
代わりに、キツイ眼差が投げられる。
「―――え?」
「自分のことで手一杯で、俺がおまえのことをどう想ってるか、ちっともわかってないな」
「前にも言ったけど。おまえ、ガキのまんまだ。俺の気持はどうなる、」
わずかに身を乗り出すようにし、ピアスの触れる音が届くほど、部屋から物音が途絶えた。
「おまえがいなくなれば、俺の目がまたビビに向くとでも思っていたか?それをあいつが 受け入れるとでも―――?」
「それは、」
小さく息をつき。
「俺は。そんなに簡単にヒトに惚れたり飽きたりできないんだよ。ビビだって、人形じゃない。 プライドも、自分の考えもきちんと持ってる一人の、女だ」
きつくなりかけた自分の口調に、ゾロは僅かに片眉を引き上げ。
ヒトをからかうような、いつもの調子で続けた。
「おまえにしてみれば、気まぐれでおまえのことを構ってるように見えたかもしれないけどな。 俺はビビにも他のヤツにもあれだけ手ェかけたことねえぞ」
「―――威張るな」
どうにか目を逸らし、手の中のカップをみる。いまになって立ち昇る香りに気づき。 一くち、口にする。なんだよ、こいつコーヒー煎れるの上手いじゃないか、と。そんなことを思い。 思考が勝手に逃げかけるけれど。
「そうだな、」
手を伸ばしてかるく髪に触れてくる手に引き戻され。けれど接触は一瞬で。すぐにまた離された。
「なんて言えばいいんだろうな。俺にもわからない」
潮騒が遠く、近く聞えてきて。声の途絶えた空間を静かに埋めていく。
「ゾロ、おれは」
だまれ、とでも言う風に。片手がしずかに宙に伸ばされ。
「おまえが勝手にムチャクチャな理由でいなくなったとしても。これは、俺とビビの間のことだ。気持が離れた、それだけだ。」
そう言うと。 多分、砂浜へと続いている外へ向けて開けられたままの広い窓の方へ眼をむける。それはただ暗く夜を切り取り、潮騒の音だけを運び込み。長く続く沈黙に、このまま 窓から外へ歩き出してしまうのかと思い始めた頃、ぽつりと。
空間に点を打つように
「おまえは、関係ない」
単語が、並べられた。
--- Deep in the Night ---
「関係無い?無いわけねぇだろ、」
ビビは、あんなに幸せそうにしてたじゃないか。
俺は、覚えている。
あの朝、俺に告げてきたときの声のトーンと、少しはにかんだようなわらい顔。 風が、長い髪を通り抜けて。
明るい窓辺でビビが柔らかな陽射しに眩しそうにしたこと。
「おまえ、なに言ってるんだ?」
「関係ないんだよ、」
もう一度、繰り返された。
俺とビビの間のことに、おまえは関係ない。おまえとビビの間のことに、俺は関与できない。 お互い同士でしか、向き合えない、と。
だれかがその側にいたとしても。 向き合っているのは二人だけだ。 傷付けあえるのも、許しあえるのも、当人同士だけなんだ、と。
そんな「あたりまえのこと」を俺がわかっていないと。 ゾロは苛立たしげに告げてきた。
「おまえ。俺をみろ。どこに立っているんだ?“ここ”にいるんじゃないのか?」
膝についた両手の間に、ゾロは顔を埋めるようにする。
おまえは、そうやってずっと。ひとりで泣いたままでいる気なのか、誰にも中に入ってこさせないで。そのままでいるのか、と。
両手の間から、抑えられた声が洩れてきた。
その声に。
心の中が。不意に言葉で溢れた。 それは形に出来ないけれど。解放・・・・・?
ちがう。
あの時に感じていたものと、きっととても近い。
空を割った光の束、平原をぬけていった朝陽。 俺のなかが、いっぱいになる、おまえの名前で。
俺のなかのこの言葉は、きっと誰かを傷つける それでも、尽きることなく
―――あふれる。
ゆっくりと、両の手が下ろされ。 ゾロが、まっすぐにその眼差を向けてきた。
微かに唇にのハシを引き上げて。 ずっと印象に強く残っていた笑みを浮かべるているけれど。
それは記憶にあるどれとも違っていた。 静かに、総てを賭けるような眼を。
向けられたことは―――なかった。
流れ込んでくる言葉は、瞬きも、呼吸さえ忘れさせ。
俺には。おまえの中で誰かが、ずっと。声もだせないくらいに泣き叫んでるのが聞こえるんだよ。 そいつのこと抱きしめて、どこかに連れて行ってやりたいと。願っていた。
つかまえたと思っても。
手にしたと思った瞬間に、おまえは痛みに歪んだ顔をする
それでも。
「もう俺は、おまえを離したくない」
空気の中に、流れを感じた。自分達のほかの、息吹。
「おれは、」
「 あいつが大事なんだろう?わかってる。だから、きちんと聞かせてくれ。俺はあいつの気持に応えてやるどころか、裏切った。それも、えらく手酷く」
風が吹き込み、窓にかけられていた麻布を音をたてて大きく巻き上げた
「いや、裏切るどころの話じゃねえな。俺は、あいつからおまえを取り上げちまったんだから。自分から、おまえのことを獲っていった俺が大嫌いだとあいつは最後まで言ってた。それがいちばん許せないんだ、と」
そう言ってゾロは笑いの形に唇を歪め。
「ちがう、俺がビビから―――」
サンジ、と小さく声が言った。 そんなことは、どっちでも同じなんだよ。あいつにとっては。
ああ、きっとおまえの言う通りなのかもしれない。 それぞれの、手酷い裏切り方。
「俺は。気持を騙してまであいつの側にはいてやれない。だから、話した。ずっと探していたモノを見つけちまったんだ。焦がれるような想いで手を伸ばし、触れたと」
じっさい、酷ェ話だけどな、と。声に自嘲が微かに混ざるけれど。どこまでも静かな、それでも射抜かれるほどの光を、その眼は湛えていた。
「例え、わかっていたとしても。適当に嘘でもついてやった方がラクにしてやれたのかもしれない。 多分、そうなんだろうけどな。だけど、あいつに対しての裏切りどころか、それ以上の侮辱だ、
そんなのは。確かに俺はあいつにも惹かれていたんだ」
最初は、と。続けられる声はどこまでも静かで。
あの碧いのは、なにを映しているんだろうな、と。ビビに言った事がある。一緒に暮らし始めてしばらく経った頃。あの、あてのない眼差は何をみているんだろうと。あいつは、気になるのかって言ってきた。柔らかに聞いてきたから、ごまかしはしなかったし、その必要もなかった。そうしたらな、 ビビは。それは恋っていうんだ、と。ただ、涙を流して。言ったんだよ。
そのときは確かに、あいつのことを慈しいと思った。 それでも、おまえの方に自分が流れていくのを、俺は止められなかった。
「だから、聞く。俺は、おまえと共にありたい。誰が間違っていると言っても」
続けられ、迷いのない眼差しが向けられる。どこまでも深い翡翠の色。
「おまえは、どうしたい?」
その答えから
眼を背けて逃げていた。
ヒトを想う気持には良いも悪いも、キレイも汚いもなくて
おまえはヒトのもので
大事なヒトから想われていて
それでも
嘘は、つけないんだと知らずに
大丈夫だと思っていたんだ
どうしようもなく
ばかだ。
おれは―――?
だめだ
ことばが
かってに、出てくる。
「おまえが、すきだ」
一度口に出されたら、取り戻すことは出来ない。 まして、それを言わせた気持ならば。
消せない、 形作られる想いが、築こうとしていた虚構を絡めとる。
「どうしてだろう、すきだよ。側にいるのは、おまえがいい、」
視界がぼやけてくる。
ビビ。
それでも、この気持は。 惹きあう、焦がれる 全てに替えがたく きみを泣かせても
たとえ憎まれても ここまで自分勝手な
自分を嫌悪しても
それでも
きみに向き合うこともしないで
ごめん。
傷つけあう言葉しか見つけられなかったとしても もし いつか 許しあえたら そのときには きっと
なにかが生まれることもあるのだろうか
思い出すのは
ビビの やわらかな わらい顔だけで
あれだけ、泣かせたのに
きみのことを
そしてきっと 、 lこの言葉は
飲み込んでしまえば
きみまで貶めることになるのだろう
「すきだよ、」
「ゾロ、すきだ」
ばかみたいに繰り返す。
かた、と
スツールが床に音をたてた。
--- Through The Sky---
肌のあわせられる感覚に無意識に身体が逃げをうっても、 唇に、腕に引き戻される。
身体の動く度に口からちいさな悲鳴がこぼれ 無理矢理に目を開けさせられて、違うんだと
わからせられる
それはやがて別なものに変わっていき
自分が何をしているのかとか
どうしたいのかとか
わからなくなり
ながれる
ながされる
どこかで
意識の。
こうすることで 罰せられる事を 俺は望んでいたのに
悲鳴を
吐息に 変えてしまうのは
おまえの罠だ
強張りを溶かしていくのは
まえは抱きしめてくるだけだった、腕
「逃げ場も、くれねェの、な・・・?」
声にどうにか乗せても 刷かれた色を見抜くかのように まじかで見つめてくる瞳は微かな笑みの陰を含み瞼に唇をおとしてくる。
「これは罰なんかじゃ、ない」
手で髪を梳くようにすべらせ、そう、言われた。
ゾロの目の中に、自分のカオが映りこんでいた 見開かれた目。想いをそのまま読み取られたようで。
「暴力でも、ない」
口調と同じほどの穏やかさで、唇に触れられた。
何度も
やわらかく
耐えがたいほど どうしようもなく
おれが 自分から、ゾロを受け入れるまで
「そう、もう。大丈夫だ、二度と。一人にはしないから」
唇をわずかに浮かせてそう囁き。
「もう誰にも傷つけさせたりしないから」
やわらかく抱き込まれる。 呼びかけても 腕にいっそう力が込められ。
つたえたいのに もう洩れてくるのは切れ切れのオトに近くて 耳元に唇を寄せ 音にのせる アイシテイル、と。 おまえに届くように 泣いているのは辛いからじゃないんだって。
自分でもわかんねえよ おまえに触れられるたび、カラダが軽くなって 不安で 涙がでてくるんだ
すがるようにその背に腕をまわしても
それは苦しいからじゃない
ゾロ
ひきとめておいてくれよ おれのこと
息がうまくできずに 縋った 顔に手をかけられて、向き合わされる。
「辛いか―――?」
聞いてくる声 。引き寄せる。
快楽が、苦痛だというなら とっくに、磔にされてる。快楽の苦痛に、 膝を愛撫する手に
おまえが、在ること自体に。
「時間、かけろよ?」
「―――自信がねえな」
応えてくる微かに笑いを含んだような声の方に手を伸ばし、輪郭を指先で辿る。 くすぐったそうに僅かに眉が寄せられ、それでも髪を指先で梳かれ耳もとに口接けられる。
「ウソだよ。・・・・・・も、はやくしろ」
声に乗せる。耳朶に唇を寄せささやく。
身体にまわされる腕 伝わる熱 離したくない、 誰か
この存在を 俺に
くれると
そうすればきっと 俺は生命だって
いらない
--- Pearls ---
ドアを開けた。
「ビビ・・・?」
様子が変だ、とは感じた。だけど何がそう感じさせるのか理解するのに随分と 時間がかかった気がした。
そこにあるはずのモノがあまりにも違いすぎていて、 認識できなかった。
ビビの部屋が、きれいさっぱり、空になっていたから。
そこにビビのいた形跡なんて、なにもなかった。
剥き出しの壁に、なにかが留められており、微かに開けられた窓からの風に ひらひらと捲れ上がっていた。
それは、丁寧に描かれたスケッチで。
壁に凭れて、寄り添うように眠る俺達。 ヤツの腕は守るように俺の肩にまわされて、安心しきった表情でその腕に抱き込まれた おれは、眠っていて。
これは、あの日。
ビビは、朝、戻ってきてたのか?
遠くで、電話が鳴った。
鳴り続ける子機を持ったゾロが入ってきて、中の様子に一瞬、足がとまる。
それでも、俺にそれを渡すと、ゆっくりと、壁に近づいていった。
「ハロー」
「・・・・・ナミ?」
「ああー、びっくりしてるの?」
「ビビは?」
「うん。大丈夫よ。あの娘の気持が落ち着いたら、必ず連絡させるから」
「ナミ、」
「なあに?」
「おれ、ビビのこと好きだよ?」
「ビビだってそうよ」
「だけど、」
「ねえ、あなたも引越せば?」
遮るようにナミの声が続いた。
「だってあなたがちゃんとシアワセにならないと、ビビの女がスタルでしょう。友達として それくらいのセキニンは取りなさい」
がた、と窓が大きく開かれ。
ゾロが身を乗り出すようにした。
「―――あ。」
「ナミ?」
「やば。みつかった」
突然の聞きなれた排気音。駆け寄った窓からみえたのは、遠ざかるナミの愛車。
オレンジのコンバーティブル。
ナミの横で、長い髪が風をはらむのが見える。振り向いた―――。
「ね、だいすきよ。シアワセになろうね」
エンジン音にかき消されそうな遠くからの声が、受話器を通して聞こえる。 ひら、と小さく手を振り。
遠ざかる、坂を登りきりそして
――― そして、途絶える。排気音もいつしか遠くなり
窓からの風が部屋を通り抜け、髪を揺らしていった。
ふと追った、
風の流れる先、開け放されたままのドアから、確かにみた。
リビングのカーテンの外された窓辺で、ガキが、陽に透けるような金の髪を 揺らしてふわふわと笑ったのを。
まるで生まれたての赤ん坊のように。 そして、光にとけるように、消えていった。
肩に置かれた手を感じる。
背中にあたる鼓動。
やがて胸の前でかたく回される腕。
耳元で名前を囁く声。
温かさに包みこまれる。
いきているということ
あしたを、これからを 望んでもいいか?
夜に怯えることなく、わらいながら瞳を閉じて鼓動を感じる
そんなことを
俺におまえをくれるか?
そうしたら
俺の眼の碧も、想いも、すべて。
ゾロ、
おまえにやるから。
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Special Tanks to All of You!
どうにかこうにか辿り着ました。ハッピーエンド。
2ヶ月以上もの長い間おつきあいくださってありがとうございました。 宝物のような言葉もこのお話の連載中、皆様からいただきました。心から感謝します。私は、この人たちがとても好きでした。
読んでくださった方の記憶の隅にひと時でも、何かが掠めることがあれば幸せです。
聴いていたもの:Chet Baker, Toku, Antonio Carlos Jobim, Sade, OASIS and Swing Out Sister。
さて、ビビのことを好きでいてくれた皆様。ささやかなお話、あります。こちらからどうぞ。 In Between
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