1408. れむ->ぞ>…拒否権行使していいか?(低く唸るように)
1409. 二矢->さ>ゾォロ?(れむゾロを差し招く)
1410. れむ->ぞ>…(シブシブと近寄り)
1411. 二矢->さ>(天使の笑み。さっきまでのとは大違い)
1412. れむ->ぞ>(諦めかけている)
1413. 二矢->さ>(すい、と耳元に唇を寄せ。)ダアイジョブだって。おれさ、惚れ直したんだぜ?
1414. れむ->ぞ>…目立つのァまじーんだって。(溜め息)
1415. 二矢->さ>(に、と人の悪い笑みに戻す)なんで?
1416. 二矢->さ>なんで―――?楽しんでくればいいだろ?
1417. れむ->ぞ>…オレは。
1418. 二矢->さ>(真摯な目にもどり。言葉をまっている)
1419. れむ->ぞ>おれは。人には言えない過去があるから。
1420. れむ->ぞ>本当は…陽の光に当たるのだって…憚れる存在なンだぜ?
1421. 二矢->さ>どんな、って。おれの、訊いていいことか……?
1422. れむ->ぞ>…言ったら、オマエ軽蔑する。
1423. れむ->ぞ>(目線を落として)
1424. 二矢->さ>―――バカにするなよ、だれにもの言ってんだ、おまえ。
1425. れむ->ぞ>…対等にやりあうのはイイ。けれど…(両手を見詰める)
1426. 二矢->さ>ゾロ。
1427. れむ->ぞ>…。(二矢サンジを見上げ)
1428. 二矢->さ>―――なに?
1429. 二矢->さ>(先を促すように)ん?(首を微かに傾け)
1430. れむ->ぞ>…オレは…金を貰って…人を…(苦しげに笑みを浮かべる)
1431. れむ->ぞ>…沢山の人の命を…。
1432. 二矢->さ>……ああ、だから。(すい、とその手を取り上げ)
1433. 二矢->さ>(指先にそっと口づける)あんなに、痛ェ音、奏でてたんだな。
1434. れむ->ぞ>本当は…オマエを…アイツを…愛するコトすら
1435. れむ->ぞ>…許されていないのかもしれない。(囁くように)
1436. 二矢->さ>できんだろ?
1437. れむ->ぞ>…(笑って)
1438. 二矢->さ>なんで。誰の許しがいるよ。(ふわりとわらって)
1439. 二矢->さ>永遠も信じてないヤツが。神だけ信じるのか?
1440. れむ->ぞ>…神は…信じていない。
1441. 二矢->さ>うん。運命は……?
1442. れむ->ぞ>…信じている。
1443. れむ->ぞ>良運も、悪運も。
1444. 二矢->さ>じゃあ、問題ねえだろ。(もう一度その手に口付け。)ちっとも汚れてねえよ、これ。
1445. れむ->ぞ>…。(白くなるまで手を握り込む)
1446. 二矢->さ>な?(穏やかに微笑んでいる)
1447. れむ->ぞ>…あァ。(納得してないけど、ほかに言える言葉がなくて)
1448. れむ->ぞ>(けれどサンジには気取られないようにしている)
1449. れむ->ぞ>…ありがとう、サンジ。
1450. 二矢->さ>けどさぁ、いつか。じゃあ。
1451. れむ->ぞ>…。(サンジの頬を撫でながら、言葉を待つ)
1452. 二矢->さ>人生って結局、イーブンだからよ?(く、とみつめて)
1453. れむ->ぞ>…あァ。(その先は解ってる、とでもいうように)
1454. 二矢->さ>おれら、どっかですげえ痛い目みるかもなあ?(吹っ切ったような笑い顔)
1455. れむ->ぞ>…それはオレが背負う罪だ。(少し潤んだ目でサンジを見詰める)
1456. れむ->ぞ>…オマエ、には…背負わせたくねェ。
1457. さ>アホぬかせ。もういっしょくただろうが。うら。(こん、と頬に軽く握った拳をあて)
1458. れむ->ぞ>…だから。
1459. 二矢->さ>(ふ、とだまる)
1460. れむ->ぞ>…だから…オマエを愛したことを…今でも…時々…
1461. 二矢->さ>ストップ。
1462. れむ->ぞ>…そうだな。(ふわり、と笑って)
1463. 二矢->さ>その先、てめえ。二度と言うなよ?言ったらなぁ、おれはてめえの目の前で死んでやるからな覚えときやがれ。
1464. れむ->ぞ>…言わねェ。
1465. れむ->ぞ>一生…いう気はなかった。
1466. れむ->ぞ>…それに。
1467. 二矢->さ>―――なんだよ
1468. れむ->ぞ>どんなに殺そうとしても…この気持ちを失くすことは、できなかった。
1469. 二矢->さ>……うん、
1470. れむ->ぞ>オマエを…愛せずには、いられなかった。
1471. れむ->ぞ>だから…どんなにズルくても。
1472. 二矢->さ>(フフっとわらう)
1473. れむ->ぞ>どんなに罵られようとも。
1474. 二矢->さ>(す、と笑みが消える)
1475. れむ->ぞ>…オマエを手放すことなんか、できないんだ、サンジ。
1476. れむ->ぞ>…オレは死に急いでいるわけじゃねェ。
1477. 二矢->さ>(じい、とみつめている)
1478. れむ->ぞ>ただ…その時が来ることを、知っているから。
1479. れむ->ぞ>…。(口を噤む)
1480. 二矢->さ>誰にでも、平等に……?
1481. れむ->ぞ>…どんな存在にも、終わりは訪れる。いつかは…。
1482. 二矢->さ>しってる。
1483. 二矢->さ>どうしようもねえくらい、しってるよ。
1484. れむ->ぞ>…あァ。オマエは知っている。
1485. れむ->ぞ>(すンごいやさしい目で)
1486. 二矢->さ>だったら、もう、おれに。そんなこと言わないでくれ、
1487. 二矢->さ>もう、わかったから。
1488. れむ->ぞ>…ズルぃオトコだろ、オレは。(笑って)
1489. れむ->ぞ>…そんな顔すンな。(頬を撫でて)
1490. れむ->ぞ>笑ってろって…言ったダロ?
1491. 二矢->さ>(目を伏せていたが、正面から見据える)
1492. 二矢->さ>ズルイんじゃない、おまえはさ。ろくでなしなんだよ。(半分わらいつつ)
1493. 二矢->さ>あんなぁ、ロクデナシ。
1494. れむ->ぞ>…?(微笑みながら)
1495. 二矢->さ>島のことなら、気にするな。あそこな、アウターリミッツなんだよ。なんとかっていう財閥の
じーさんの持ちモノでさ、
1496. 二矢->さ>(に、とわらう)どーやら、おれたちのことすげえスキらしいんだわ。だから。誰も手ェだしたくても出せねえよ。
1497. 二矢->さ>(声のトーンを少し落とし)いいじゃん。楽しんでこいよ、まんま、ガキみたいにバカ笑いできるとこなんだからよ。
1498. れむ->ぞ>…そうだな。(頬を撫で。これ以上サンジに心配かけまい、とサンジの頭をクシャリとする)
1499. れむ->ぞ>たまには…罪悪感にも休日をやらんとな。(笑って)
1500. れむ->ぞ>…ありがとう、サンジ。
1501. 二矢->さ>ああ。そんなもん、3日くらいは置いておけよ。酒は美味いし料理もイケルシ、おれは
べらぼうにプリティだしよォ?
1502. れむ->ぞ>(人目を憚っておでこにキスを落とす)
1503. 二矢->さ>ハハっ。(うれしそう)
1504. れむ->ぞ>…何度でも言う。オマエを愛してる。(さらりと笑って)
1505. れむ->ぞ>オマエという魂を…アイシテル。
1506. 二矢->さ>(ひょい、と誰かさんの真似で片眉を跳ね上げてみせる)
1507. 二矢->さ>(にこりとわらって)おまえの魂、くっちまいてえな。
1508. れむ->ぞ>…喰うのなら、アイツのにしとけ。(二矢ゾロを目で見て)
1509. 二矢->さ>もう、喰った。(に)
1510. れむ->ぞ>…ははッ!(サンジをぎゅうと抱きしめる)
1511. 二矢->さ>(あははは、とわらう)
1512. れむ->ぞ>…永遠も…信じられるかもしンねェ。(笑った口調のまま)
1513. 二矢->さ>(ぎゅ、と力を込め)うん。…あえてよかったよ。ありがとう。
1514. れむ->ぞ>オマエは…アイツじゃないサンジなのに…信じらンねェくらい、オマエを愛してるんだ。
1515. れむ->ぞ>それなら、いつか死んでも、もし生まれ変わったとしても…オマエを 愛すンだろーな。
1516. れむ->ぞ>…幸せに、サンジ。
1517. 二矢->さ>どこであったとしても、な。なんかなぁ、複雑だよな。おまえの前だと素直になれんだよな。
1518. 二矢->さ>で。それの半分はおまえにかかっている、と。同じ言葉を返すよ。あとさ、
1519. れむ->ぞ>ん?
1520. 二矢->さ>あんまり根詰めて悩んでっと。はげるぜェ?(ぺた、と額に手をあて。)うら。このデコ。
(ちゅ、と額にキスする)
1521. れむ->ぞ>ほっとけ。(笑いながら)
1522. 二矢->さ>デーコデーコデコゾロー。うーすばーかろーろのあ。すげえすき。(節を付けるようにして)
1523. 二矢->さ(へらん、と軽くわらって離れる)
1524. れむ->ぞ>…幸せに、サンジ。
1525. 二矢->さ>しつけえなぁ、大概。もう充分おれ、幸せだよ。(にこり)
1526. れむ->ぞ>またいつか…いや、(いいかけてやめる)
1527. 二矢->さ>---え?
1528. れむ->ぞ>…オレの心は、いつでもオマエの側にあるから。
1529. 二矢->さ>(ぱあ、と微笑み)うん。
1530. 二矢->さ>おまえはいる?
1531. 二矢->さ>なあ。おまえは…?
1532. れむ->ぞ>…あン?
1533. 二矢->さ>おれのハート。いる?
1534. れむ->ぞ>やれねェっていっても、貰ってく。決まってるだろ?(にやり)
1535. れむ->ぞ>貰えねェなら、攫ってく。
1536. 二矢->さ>おう。好きなだけもってけ。どおんどんもってけ。
1537. れむ->ぞ>…(サンジの手にキスをして)
1538. 二矢->さ>両手でもちきれねえくらい。もってってくれ。
1539. れむ->ぞ>…じゃーな。
1540. 二矢->さ>ん、じゃあな。
1541. れむ->ぞ>(れむサンジの側に戻る)
1542. れむ->ぞ>わりィ。待たせたな。
1543. 二矢->さ>やあっぱ、ゾロなんだよなぁ。でも、違うんだよ、なんか。(ベンベンに言っている)
1544. れむ->さ>バーカ。(笑って)
1545. れむ->べ>…でも…何度でも、惚れるンだろう?(笑って二矢サンジの頭を撫でる)
1546. 二矢->さ>おれも懲りねェ性質だね?あんたと一緒じゃん。(に)
1547. れむ->べ>…はは。(明るく笑って)
1548. 二矢->ぞ>なあ、シャンクス。おれは、なんつか。すげえ複雑な心境だな。
1549. 二矢->し>だろうな、まあ。おれは想像もしたくねえなあ。不毛じゃねえか。
1550. れむ->べ>しょうがない。恋をすると、ダレでもバカになるって。昔から決まってるからな。(更に笑って)
1551. 二矢->さ>してないくせにスーパー馬鹿もいるんじゃねえの?(ちらりと)
1552. れむ->べ>アッハッハ!オマエも言うなぁ!!(ガシガシと頭を撫でる)
1553. れむ->べ>あの人は。素直じゃねェだけだから。(ナイショ話をするように)
1554. れむ->べ>…ナイショな?(ウィンク)
1555. 二矢->さ>フン。―――はははっ。
1556. れむ->ベ>…オマエだけに教えておこう。(二矢サンジに)
1557. 二矢->さ>(見上げる)
1558. れむ->べ>エデンに着いたら。カギを渡すだろう?したら、ある荷物を手渡される。
1559. 二矢->さ>うん?
1560. れむ->べ>姐御からのプレゼントが入ってる。
1561. 二矢->さ>ミステリアス・レディから?
1562. れむ->べ>オレは何だか知らねェ。けど、オマエはきっと気に入る、と言っていた。
1563. 二矢->さ>なになになに??
1564. れむ->べ>…上手に使えよ?(ウィンク)
1565. 二矢->さ>なあ、知ってるんだろほんとは。おしえてくれってば?なに?
1566. れむ->べ>…しょーがねェな。アイツの(れむゾロを見遣りながら)
1567. 二矢->さ>おれが気に入るって。いわれたって…うん。(うれしそう)
1568. 二矢->さ>なに?
1569. れむ->べ>アイツの歌を収録したレコードだ。
1570. れむ->べ>絶対に出回らない一品だ。
1571. 二矢->さ>え?だって…
1572. れむ->べ>…アイツにも、ナイショだ。(にやり)
1573. 二矢->さ>ライブ?
1574. れむ->べ>ライヴだよ。(笑って)一人で愉しむもよし。
1575. れむ->べ>アイツと(今度は二矢ゾロをみながら)愉しむもよし。
1576. 二矢->さ>(ふふん、とかわらってる)
1577. れむ->べ>上手く使えよ?(笑って)
1578. 二矢->さ>やーだよ。おれ独り占めする。
1579. れむ->べ>…それは、オマエが決めるコトだ。(そしてナイショ話を切り上げる)
1580. 二矢->さ>いいね。きっと。すげえ、気持ち良いだろうな。
1581. れむ->べ>…保障する。
1582. 二矢->さ>おれ、けっこうカンタンに幸せになれるみてえだな。(なぜか泣き笑いにみえそうな)
1583. れむ->べ>…それでいい。(ポンポン、とお父さんみたいに)
1584. 二矢->さ>(へん、と。照れ笑い)
1585. 二矢->さ>あんたさー、
1586. れむ->べ>なんだ?
1587. 二矢->さ>ひょっとして。ガキ扱い慣れてねえ?
1588. 二矢->さ>いまの手さ。ジジイの思い出しちまったぜ。
1589. れむ->べ>(ヒョイ、とほとんど無い眉を吊り上げて)そりゃーそうさ。一児の父親だから、な。
めったに会えないが。
1590. 二矢->さ>ハ!!大スクープ。
1591. れむ->べ>一緒に住んでた頃は。オシメだって取り替えたものだよ。
1592. 二矢->さ>あんたが!ひゃあ。
1593. 二矢->さ>女の子?オトコ?なあ女の子?美人?いくつー?
1594. れむ->べ>名前をな、キャロル・ジーンという。ムスメだ。
1595. れむ->べ>まだ5歳のレディだよ。(笑う)
1596. 二矢->さ>おー。キャロル。で??あんたには似てねえんだろ?かわいい?
1597. れむ->べ>かわいいさ。
1598. 二矢->さ>じゃさ、10年後の初デート。おれ先行予約していいですか。オトウサン?
1599. れむ->べ>…できるものなら、やってみなさい。(笑って)
1600. 二矢->さ>っしゃあ!
1601. れむ->べ>ただし…オマエが一人前のオトコに育ってなければ。
1602. 二矢->さ>あ?
1603. れむ->べ>問答無用で張り倒すがな。(壮絶な笑み)
1604. 二矢->さ>……おう、心得ました。父上。
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