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 One day of the big cat * ある日の大猫サマ(5)
 『Blue Rose』
 
 
 公演前の、練習の合間のオフ日。
 午前中にエステに出かけていたら、アンドリュウから電話が入った。
 なんといまロンドンに来ているらしい。
 
 市内に居たから自宅に戻るのではなく、近場のホテルかなにかで待ち合わせようとしたら、場所を指定された。
 珍しいこともあるものだ、と思ったら。撮影用のカメラのボックスを持参していた。フーン?
 「仕事で来てンのか」
 「ああ。昨日までパリにいた。チャリティフォトブックを作るのにな、モデルどもに担ぎ出されてた」
 「ふーん?」
 「同じ企画でこっちでも撮るんだ。オマエも一枚撮られてみないか?」
 「チャリティー?ものによっては」
 「うーん、中で話そう」
 
 格式あるホテルにあるラウンジの角の、少し奥まった席に通される。
 デカフェのミルクティを頼み、アンドリュウは濃い珈琲をオーダした。
 注文した品物が届く前に、アンドリュウから、すい、とプリントアウトされたリストを提示された。それをサングラスを外して見遣る。
 リストに名を連ねていた何人かは名前も知っている、知り合いでもあるモデルや女優たち。
 ほとんどのコがスーパーモデルやハリウッドの新星として輝いているオンナノコたちで。
 ちらほらと男性モデルや役者の名前も交じっていた。
 
 「なんのチャリティ?」
 訊けば、アンドリュウが恋人のより淡い色合いの琥珀色の目で見詰めてきた。
 「自然保護と動物保護」
 「WWF?」
 「ああ」
 頷いたアンドリュウに、発起人がモデルの誰かなのか見当がついた――――相変わらずな活動家なわけだ。
 
 「コンセプトは?」
 「花。オレが入れ込んでるモデルどもはみんな薔薇がモチーフだ」
 「ってことはオレも薔薇なわけだ」
 「実はもう上の部屋に用意させてある」
 さら、とアンドリュウが告げてきた言葉に目を細める。
 「確信犯」
 「ま、使うかどうかは交渉次第ってことで」
 「誰と?」
 「オマエと、オマエの最愛」
 「交渉しなきゃいけないネタなワケなんだ?」
 
 片眉を跳ね上げれば、に、と悪友が笑った。
 「Wonderful piece of art work of God」
 “神の手による素晴らしき芸術品”――――ふゥん?
 「オレのは努力の結果だって、オレの最愛に言って貰ったんだけど?」
 「努力したってどうにもなんねーモノはあンだよ、残念ながらナ」
 
 珈琲と紅茶が運ばれてきた。
 す、と見上げて、軽く会釈して感謝の意をウェイタに告げる。
 僅かに頬を染め、小さな笑顔を浮かべてウェイタが戻っていき。また視線をアンドリュウに戻す。
 「オレは?」
 「はン?」
 「薔薇。何色?」
 「あー、青だ」
 「……自然界には存在しない、ブルゥローズ」
 「それこそ神の手とヒトつうかオマエの努力の結果っぽいだろ?」
 
 に、と笑ったアンドリュウに、苦笑する。
 「オマエさ、オレが今日捕まらなかったらどうしたんだよ」
 「捕まるさ。あっちこっち連絡しまくって、オマエがこっちにいてオフなのを確認してきたし」
 あっさりと告げられた事実に、ふン、と鼻を鳴らす。
 「やっぱり確信犯だな、オマエ?」
 「どうしても撮りたくなったからな。それくらいの事前努力はする」
 に、と笑った顔は、プロ意識のある顔だった。見慣れた、それでいて未だにこのオトコに感心する表情だ。
 
 「事前確認ついでに、オレの最愛にも連絡したんだろう?なんだって言ってた?」
 「あー…」
 ぽり、とアンドリュウがこめかみを掻いた。
 「パトロンとしては大賛成な企画だけれども、恋人としては大反対。耳を塞いで目を閉じる代わりに行方不明になるとさ」
 しぶしぶと告げられた応えに、く、と笑う。
 「じゃあダメじゃねェか」
 「ちぇ。オレもオマエを丸め込んで嵌めようか迷ったんだよ」
 「それやったらオマエ、縁切るぞ」
 「だからやらねェでこうして直談判してるんだろうが」
 
 すげえいい絵なんだよ。ルノワールとかあたりが狂喜乱舞しそうな。そう説明された“絵”に、溜め息を吐く。
 「恋人ができる前だったら、あっさりオオケイしてたけどナ。オマエの腕は信頼してるし」
 「あー…やっぱりネックは恋人か」
 「ネックじゃねェよ。オレがアイツを嫌な気分にするのが嫌なの」
 あっさり告げれば、アンドリュウが肩を竦めた。
 「オマエがオオケイならアイツは止めない、とも言ってたけどな」
 「止めない代わりに行方不明だろ、シャレになんねェ」
 アイツの仕事が何だか解ってるんだろ、と訊けば。恋人の友達でもあるカメラマンは、小さく苦笑した。
 「やっぱ心配するかぁ」
 「当たり前。つうか泣くよオレは」
 「げ――――マジ?」
 「そりゃそうだ。捕まえられなくて気が狂いそうになって泣くに決まってるだろ」
 
 あーあ、とアンドリュウが頭を掻いた。
 「やっぱりダメかぁ……そんな気はしてたンだよな。けどさ、オレはすっげえオマエをソレで撮りたいのヨ。プライヴェート用でオマエらのとこにしか曝さなくてもダメか、やっぱり?」
 「ご本人に確認をドウゾ」
 「ちぇ。さっきのアレで相当声がブスくれてたからなァ……まぁだ捕まるか?」
 
 アンドリュウが携帯電話を取り出し、短縮でコールを始める。
 「よぉ。そんな怒るなって――――悪い悪い。一昨日思いついてやっぱり撮りたくなったンだよ。けどま安心しとけ、きっぱりNOって言われたからナ。オマエが嫌な気分になるんだったらやらねェってサ。愛されてンな、オマエ。で、提案。オマエ、アレが市場に出回るのが嫌なんだろ?だったらプライヴェート用にだったらどうだ?自宅に飾るとか。出来がいいのはいまから保証しとく。どんな名画にだって負けないってな。どうだ?」
 アンドリュウが返事を貰う前に、電話を渡してもらう。
 『やだよ』
 アンドリュウが受け取る筈だった答えが速攻で返されていたことに小さく笑う。
 「ダーリン、オマエが嫌ならオレはやらないよ?」
 『セト、怒ってもいいけど、オレは嫌に決まってるから。役者のあンたに恋したならガマンきくかもしれねェけど、やっぱりやだよ』
 「じゃあしない」
 応えながらも、勝手に口は笑顔を刻む―――大事にされてるよなァ、オレってば。
 
 『おまけにだぜ?なんでプライヴェートにソレがいるのかわからない』
 コドモみたいな口調で言い募ってる恋人が酷くイトオシイ。
 『いくら聞いてもオレの返事はノーだから』
 「ウン。わかった。じゃあアンドリュウに代わるナ」
 『ありがとう、無理きいてくれて。実際、すげぇ嬉しいよ』
 どこか照れている風な、そんな低く甘いトーンに変わった恋人の声をもう少し聞いていたかったけれども。
 目を細めてこちらを見遣ってきているアンドリュウに携帯電話を差し出した。
 代わるなり返事の内容を凡そ推測したカメラマンが、さらに譲歩して条件提示をしていた。
 「だったらローブ着用で背中だけ曝すのってのはどうだ?」
 
 暫く恋人は親友となにか言い張っていたようだったけれども。
 結局は恋人はイエスとは言わなかったらしい。
 がっくり、と酷く残念そうに通話を切った親友に、バン、と心臓を撃つフリをする。
 「最初っから根回しきちっとしとけば、もう少しハナシができたかもしんねーのにナ」
 「やー、もうオマエのヌード撮るのは無理かもしんねェ」
 「オレのダーリンはオマエになんて?」
 「“心の狭い恋人を恨んでイイよ。ダメです”だってサ」
 アンドリュウがお手上げだ、と言わんばかりに両手を挙げたのにくすくすと笑う。
 
 「オマエ、嬉しそうだな」
 じろ、とアンドリュウに睨まれたけれども、にっこりと笑顔を返してみる。
 「ン。嬉しいよ?だってオレ、大事にされてるし」
 「あーあ、顔ほんのりピンクに染めやがって」
 「素直に嬉しいの。恋愛真っ最中なんだからな、オレは」
 「へいへい。あークソウ。オマエ、着衣のままでいいから適当に写真撮らせろ。折角花があるしな。普通のポートレートならオマエの最愛も怒らないダロ」
 ついでに花もやるから持って帰れ、と言われて笑った。
 「天下のアンドリュウ・マッキンリィでも得られないものはあるんだナ」
 
 「次回はアイツが一緒の時に口説くからナ」
 立ち上がり様、アンドリュウが言ったのにわざと目を見開く。
 「オレのデートを邪魔するのか?」
 「オレの前でいちゃこいてくれて構わねェよ。むしろそれを撮るつもりだしな」
 「その趣味は無ェぞ、アンドリュウ」
 「ばぁか、健全にって意味だ――――そうだ。オマエがダメなら、オマエの弟は?」
 クレジットカードで代金を支払いながら、アンドリュウがちらりと目線を寄越してきたのに、更に大きく目を見開く。
 「オマエ、提案を持ってった時点で殺されるヨ?」
 「――――揃いも揃って熱烈に愛されやがって、この猫兄弟どもめが」
 「だよなー。幸せなんだよ、オレたち」
 「あー、オマエ、そんなほえほえっと笑顔曝してンな。周りがうっとりしちまってるぞ」
 「だってぇ、幸せだしぃ」
 「オマエってそんなヤツだったか、セト?」
 
 呆れ口調のアンドリュウと一緒にコンシェルジェ・デスクに向かい。
 リザーヴされていた部屋に一緒に上がる。
 トップフロアのエレガントな部屋。
 その大きな窓際、クラシックな窓を抜けて入り込んでいるヒカリを通すレースのカーテンの下に。一枚の純白シルクのシーツが被されたギリシャ風カウチがあった。
 白木でできた低くて広いベッドのようなカウチ、向かって右側にだけ、なだらかな線を描くアームレストがあった。
 その脇には、大きなバケツに入った青薔薇の花束が、陽を避けて置かれていて。
 
 「そこにうつ伏せになってくれ」
 カウチを指さされ、首を傾げる。
 「ポートレート風?」
 「イメージだけでも撮っておきたいんだよ。ほら、靴も履いたままでいいから」
 白いワッフルの無地のTシャツに淡いグレィのヒップハングだったから、白のスポーツシューズを合わせていたのだけれども。
 「薔薇は?」
 「全体の色のイメージと合わないからまだイイ」
 「あ、そ」
 
 とさん、とカウチにかけられた純白のシーツの上に身体を横たえる。
 軽く腕を組んでアーチに寄りかかり。それに頭を預けてアンドリュウを見遣る。
 「カメラテストからオレがモデルなわけ?」
 くすくすと笑えば、中指が立てて返された。
 提案が悉く却下されて、ちょっとはイジケテルわけね、オマエ。
 ぴぴ、と軽い電子音の後に、ぱしゃん、と一瞬を切り取られる。
 いまはまだ背中からのショットだ。
 
 「オマエほどキレイな被写体はそうはいねェのにな」
 「そ?アリガト」
 「それを世の中に紹介できねェってのは、カメラマンとしては辛いものがあるけどな」
 ぱしゃん、とまた音がして、小さく笑って手を伸ばす――――うつ伏せのオフィーリア、とか?
 「“けど”なんだよ?」
 「親友と友人両方を世界と天秤にかけたって――――オレにはオマエらのほうが大事」
 親友がさりげなく洩らした言葉に、く、と笑った。
 「今度ソレ言ってやってくれ」
 「やだね」
 「なんでぇ?」
 ぱしゃ、とまた撮られる。
 「男気ってのはそうそう曝すモンじゃねェだろうが」
 
 今度はその状態のまま、上体だけ捻ってくれ。そう言われて、片腕は頭上に伸ばしたまま、上半身を捻る。
 す、とアンドリュウが青薔薇を1本手渡してきた。それを空いているほうの手で受け取る。
 「1本?」
 「アップで撮るからな」
 「ふぅん」
 棘の落とされた薔薇の茎を持って、目を伏せて匂いを嗅いでみる。
 人工的に弄られたせいか、期待していたような甘い香りはいっさいしなかった。
 青い薔薇の開発はタイヘンだな、とこっそりと思う。
 
 ぱしゃ、と切り取られる音がして、視線を上げた――――きれいなビロードのような花弁に薄く青のピグメントが染み付いているのが解った。
 「けーどまぁ、あそこまで強固に反対されるとは思ってなかったぜ」
 アンドリュウの呟きに、く、と笑みが勝手に漏れる。
 「ダーリン、とってもイタリアンだから」
 「パショネートってか?」
 「うん、とっても」
 ぱしゃ、と切り取られて、視線を薔薇からカメラマンに跳ね上げる。
 「いつも余裕綽々ってツラしてっけど、中身は案外小僧か」
 「それだけオレのこと、真剣に愛してくれてるってコト」
 「まぁそうだろうな?オマエ以外のことであんまり熱くなるってことも無ェんじゃねぇの?」
 キレると冷めるタイプだろ、と告げられて、笑ったまま薔薇に唇を寄せる。
 シャッターを切る音が、気にならなくなった。
 
 「オマエ、ちゃんと視てるネ」
 「職業柄ナ。オマエはキレると熱くなるタイプだけどヨ。まあオマエら怒らすようなことだけはしたくねェよ、オレは」
 「そうしてもらえると助かる。オレも怒ったダーリンは見たくない」
 「見たことあるのか?」
 「オレに対してはないよ。怒るのはね?」
 
 そのまま仰向けになってくれ、と指示されて、それに従う。
 「腕は伸ばしたままでイイ?」
 「あぁ」
 薔薇を口許に持ってくる。
 「これ、噛んだら不味いかな」
 「食わなかったら平気だろ。けどま、唇で挟むくらいにしとけ」
 「ん」
 
 花弁を唇で挟んで、目線だけアンドリュウに向ける。
 専属の被写体になって20年近くなるわけだから、アンドリュウがどういう絵を求めているのか、だいたい掴めている。基本は絵画のようなショット、だ。
 「薔薇を胸元に置いて、寝たふりしてくれ」
 「ん」
 首より僅か下に花が来るように置いて。
 そのまま仰向くように頭をアームレストに預けて目を瞑る。
 
 「深紅のビロードのソファでもよかったかもな、着衣のままなら」
 「いまから替える?」
 「いや、イイ。ここの家具のラインアップはシンプルなんだ」
 「前にも撮影でか?」
 「色っぽいハナシじゃなくて悪かったな」
 「ナンデ。オレ、オマエのそのプロフェッショナリズム、大好きだよ?」
 
 起きていいぞ、と言われて上体を起こす。
 軽く伸びた髪を直してから、足を組んでアームレストに腕を投げ出した。
 もう片方の手は薔薇を茎で持って、膝の上だ。
 「ありがとよ、少しは慰められたぜ」
 そう笑ったアンドリュウが、ふ、と思い出したように言っていた。
 「そういや、オレが拾った一人に、マルチェッロってのがいるんだがな」
 「マルチェッロ?イタリアンだね、随分と」
 「コーザみたいな情熱家だぜ。きっとオマエと知り合う前のアイツみたいな、そんな感じがする。イマイチ本命を掴み損ねてはいるが」
 「ふぅん?」
 「上に立つタイプじゃないけどな――――L.Aにいる目ぼしい美人は全員知り合いだぜ?」
 アンドリュウの言葉に、くう、と笑う――――よく豹みたいだ、と言われる顔だ。
 「プレイボーイ。オマエのライバル?」
 「阿呆、競って無ェよ。オレはあんまり優しくないタイプだしな」
 「オマエは恋人より仕事とる口だもんナ」
 
 「オマエは変わったよな、セト」
 そんなにコーザが大事か、と訊かれ。なにを今更、といった気分で応える。
 「大事だよ、世界で一番」
 「オマエが泣くくらいだもんナ」
 しょーがねェか、と口調で言われて、視線を落として小さく笑った。
 「アイツがいなくなったら、ほんと、オレ生きていけない」
 
 失うことを真剣に考えるだけで泣けてしまうくらいに大事だから。
 恋人のふわりとした優しい笑顔を思い出して、微笑む――――本当に、心の底から大切だから、失くしたら生きていきたくなんかない。
 
 ばぁか、と。アンドリュウが小さく笑って言った。
 「オマエみたいなの置いて、そう簡単には消えられるわけがないだろ」
 「なンで?」
 「人類にとっての芸術品、生ける貴重品だってコト、オマエそろそろ自覚しなさい」
 「オレがいなくても地球は回るじゃん」
 「回るけどナ――――ってオマエ。笑いながら泣くんじゃねェよ」
 「泣いてない。潤んでるだけ」
 「おーう、堪えとけ。それ落っことしたらオレが怒られちまうわ」
 笑った拍子に、ぽと、と零れて。その瞬間が切り取られた音にまた笑った。
 「オマエは悪くないよ、アンドリュウ。いまのに関しては」
 「口添えされても間違いなく怒られるナ。これ焼いたらオマエに手渡して。んでオレが行方不明になるから」
 アンドリュウの言葉にケラケラと笑った。
 「探さないでおいてやるよ」
 「理解力のある親友で嬉しいよ、セト」
 
 ぽい、とティッシュの箱を放り投げられ。薔薇を放り出してソレをキャッチした。
 「撮影終了。お疲れ様、でもってアリガトウな」
 「ん」
 「バス行って顔洗ってこい」
 「んー」
 立ち上がり、ティッシュの箱を置いて、バスルームに向かう。
 
 「セト、」
 静かに声を掛けられて、振り向いた。
 「なンだよ?」
 「オレ、暫く向こうのベッドルームで寝てっから。オマエ、電話でもして時間潰してろ」
 「捕まったらね」
 「あー?まだ捕まるダロ」
 「ん」
 
 ひら、と手を振られ、笑って手を振り返して。
 リヴィングの入口にあるラウンドテーブルの上に置いておいた携帯電話を持ってバスルームに向かった。
 ちら、と鏡を見て、僅かに目が赤いのに笑ってから、ダイニングに向かう。
 大きな12人掛けの木のテーブル、そこの椅子を引いて。
 リダイヤルを押しながら、椅子に座った。
 静かに続くコール音を数えて……。
 
 4つ目のコールで出た恋人の、少し甘くなった低い声に小さく微笑む。
 「コーザ、いま電話して大丈夫かな?あのな―――――」
 
 
 
 (*遠隔操作でまたもや突発的に参加してもらいました、わんこ。そして強固にダメって言われてしまいました、ヌード写真撮影>笑。セトちゃんのキレイなヌードに青い薔薇ってすんげえ見たかった。周りにパーフェクトラウンドな真珠を散りばめてもいいよナー、とか思ってたんだけど。ラテンなわんこがダメ一点張りで諦めました。局部を曝すような撮り方は絶対しないのにーーーーッ<当たり前です>笑。でもなんだから、普通に撮影とかしてもらいました。これはあんどりゅと王子のいつものコミュニケーション・スタイルだったりします。だからコーには断わらないのよネ。果たして思わずぽろっとしちゃったセトちゃんの写真を見て、わんこはなんて言うのか?!でもコーが写真見てる間中、セトちゃん、コーの腰に両腕回して、肩にこつんと額押し当てて静かにしてるから、なんにも言えないでいるかしら?泣いた理由を訊かれたら、セトちゃん、ふわふわ笑顔を浮かべて。「オマエのことがどうしても好きなんだって思ってたらなんだか泣けちった、」ってちっちゃな声で言うんでしょうねv「アンドリュウには、そんなにコーザのことが大事か?って訊かれただけなのにね」ってねvうーん、べべとぽにゃの血筋だよねー>笑)
 
 
 
 
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