くら





はふん、と喘ぐノーマンの身体をリネンに押さえ込んで、ショーンがぺろりと舌なめずりしました。
そしてノーマンが散らした蜜を舐め取るために、長く舌を伸ばしました。 てちてち、とまるで親くまがグルーミングするように、ノーマンの皮膚の上を丹念に辿っていきます。
ぶるりとノーマンが身体を震わせ、 「っんん、」 とくすぐったさに甘い声を漏らします。
それに構わず、ショーンはてろりてろりと舐め上げながら、ぱちんと指を鳴らしました。 今夜は部屋中が明るく蝋燭の明かりで照らされているので、きらきらの混じったローションは使いません。
その代わりに、今日はふわふわとしたムースのようなローションを使うことにしました。もちろん口に入れても大丈夫なものです。主食には向きませんが。
それを、ホイップクリームのように、ノーマンの達したばかりのまだ濡れそぼった屹立にまずはこってりと塗り付けました。
「ひゃ…っ」
吃驚した声を上げて、足をゆらりとさせたノーマンが、目をまんまるくしてショーンを見上げました。
「んん?」
てろん、と臍を舌で舐め上げてショーンが返します。
「なぁ…っん、ふわんって―――」
「気になる?」
またたっぷりと手に取りながらショーンが訊きました。 こくこく、とノーマンが頷くのに、ショーンが柔らかく微笑みを返します。
「じゃあ触っていいよ」
柔らかな声でさらりと告げれば、ノーマンの手がそろりとショーンの手に触れてきました。
ふふ、とショーンが笑います。
「オレの手は忙しいよ?もっとたっぷりと乗ったことろに触れればいいのに」
ふるりと首を横に振ったノーマンが、そろりとショーンに触れてきます。 ショーンが指に取ったホイップクリームを、こてり、とノーマンの屹立の根元に塗り付けました。
「じゃあこっちを弄ってみる?」
「ふわふわです、」
そう小さな声で訴えるノーマンの肌をショーンが軽く齧りました。
「ノーマンも同じくらいにふわふわになるといい」
「ぁっ、ん」
そう言いながら二つ揃った球を掌でもみ合わせるようにします。
足が揺れて閉じてしまわないように、反対側の手は忙しなく尻を揉んだり腿を揉んだりしています。 きゅう、と身体を奇妙に捻ったノーマンの肌をまた柔らかく齧り、ショーンがくにくに、と張った球を指先でもみ合わせます。
「きもちいい?」
「しぉ、っ」
とろりと甘い声に、ショーンがますます真っ白いホイップ塗れの中のぷくりとした球を揉み解します。 もじもじ、と身体を揺らめかすノーマンを掌で押しとめて、ショーンがノーマンの反応を楽しみます。
「ぐらん、ってしま…、」
きゅう、と甘く切ない声を上げたノーマンに、ショーンがゆっくりと脇腹に歯を埋めていきます。 そしてじっくりと肌をピアスするのです。
「ぁ、あぁ、」
くう、と浮き上がりかかったノーマンの背中が柔らかくアーチし。その根元ではまだ柔らかなホイップクリームに塗れた屹立の先端から、とろとろと蜜を零していました。
ゆっくりと歯を浮かせながら、ショーンが新たなスクープを手にとりなした。そしてそれを開かせたノーマンの足の間に差し込んだのです。
「ぁんっ」
経験豊富な魔法使いはすぐにノーマンの外側をクリームでたっぷりと濡らした後に、つぷりと長い中指を差し込んでしまいました。
ひくんひくん、と揺れる体と同じくらいに揺れる襞は従順に開き、直ぐにショーンのそれに馴染んでいきます。 くう、と眉根を寄せたノーマンに、ショーンが訊きました。

「ここ、クリームでいっぱいになってみる?」
くう、と内側を指で押しなでます。 潤んだ目できゅう、と見上げてくるノーマンの頬はピンクです。 ふふ、とショーンが笑いました。
「そうだね、たまにはそうしてみようか」
「しょお…?」
「んん?」
こってりと指先にクリームを取りながら、ショーンが肌から顔を上げてノーマンを見上げます。
「くり、む。べたべたになっちゃいますよぅ」
「これ、生クリームじゃないから大丈夫だよ」
くす、とショーンが笑って中指をノーマンから引き出し、クリームを乗せた指でそれを押し込むように縁を押し撫でました。
「ぁんん、っ」
少しショーンの指のサイズに開いた襞が、きゅう、とクリームを搾り出そうとします。 それを指できゅっと押し戻してから、新しいクリームを掬い取り、また内側に押し込みます。
「ん、ん」
「スタッフド・ノーマンになっちゃうかな」
くすくす、とショーンが笑います。
きゅう、とリネンを握り締めて、 「こまりますよぅ」 そうはふはふと喘ぎながら甲高い声で言いました。
「どうして?」
溢れ出たホイップを指先で内に押し戻しながらショーンが訊きます。
「むずむずってしますもの、」
「そうなんだ?それでどうして欲しいの?というか、ノーマンはどうしたいの?」
「すったふはこまります、」
ふにゃふにゃ、と訴えるノーマンに、ショーンが目を瞬きながら新たなホイップを後ろの口に運んで行きます。
「最終的に埋めるのはオレのだけどね?」
うずうず、とノーマンの腰が揺れてしまいます。 これは粘膜がこそばゆく感じるローションでもあるのです。
たっぷりとクリームを掬った指を二本纏めてノーマンの内側に差し込みます。滑りに助けられて、ショーンの指がなんなく入って行きました。
「ん、ん。」
気持ち良さそうにノーマンが目を瞑って腰を揺らします。
ショーンがゆっくりと指を抜き差しさせながら、まだ溶けないクリームに覆われた屹立をとろ、と空いている指先で触れます。
「ここ、ノーマン、触らなくていいの?」
ひくん、とノーマンの屹立が跳ねます。
くちゅ、と奥を指で広げるようにしながら、つんつん、とノーマンの屹立を突付きました。
「んっく」
甘く喘いで、ノーマンがショーンを見上げました。 潤んだ双眸がとろとろと光りを弾いています。 握った片手を自分の口許に当てて、懸命に声を呑んでいるようです。
ぬちゅ、と内側を弄くって、ショーンが囁きます。
「先端が、キャンドルみたいにきらきらしてるよ」
は、と熱い息を洩らしたノーマンの恥骨に口付けます。
「ここの中も気持ちがいいし。ノーマンは可愛いし。気持ちがいいねえ」
そんなことを唇を触れ合わせたままで囁くものですから、敏感な元こぐまは、跳ね上がりました。

「しぉ…ッ」
恥骨から腿の内側へと辿りっていって、ぐちゅぬぎゅと内側を指で掻き混ぜます。
「まだいっぱい入るかな」
「ァ、ァっ」
もじもじ、と身体を小刻みに揺らして、真っ赤に肌を染めたノーマンが訴えます。
「へん、…っ、しぉ、」
声がたっぷりと揺れて、色気が滲んでいます。
「んん?何が?」
変になることを承知している魔法使いですが、そんなことはおくびにもだしません。
「なか、ぁ…っ、ずきずきって、へんんん、」
ぽろ、ととうとう涙を零しながらノーマンが訴えました。
「へん?」
ショーンが、そんなまさか、とでもいいたそうなトーンで聞き返しますが、ノーマンはこくこくと頷いて返すばかりです。
「どんな風に?どうしてほしいの?」
「ずくんずくんして…っへんー」
「ここが?」
ぬちゅ、と内側を掻き混ぜてショーンが訊けば、ぽろぽろと涙を零しながら、ノーマンが頷きました。
「オレにどうしてほしい?」
甘い声でショーンがききます。
「おくち、で、なかぁ…くりぃむ、とってくださいぃー…」
ひぃん、と泣き出しながらノーマンが言うのに、かぷ、と柔らかな腿の皮膚を齧ってからショーンが言いました。
「それじゃあうつ伏せになって両脚を開いたまま抱えてごらん。全部とってあげるからね」
う、と嗚咽を呑んだノーマンが、ごそごそ、とリネンの上で身じろぎ。 ショーンの出したリクエストのとおりの格好をして見上げてくるのに、にっこりと魔法使いが微笑みました。
「素敵な眺めだね、ノーマン。ここからもうちょっとずつクリームが出てきているよ」
とろ、と指先で縁を押し撫でれば、 「ぁ、あぁ、あ、」 そう蕩けきった声でノーマンが啼き声を上げました。
ゆら、と揺れる腰を片手で引き上げるようにして押さえつけ、もう片方の手で肉を開いてショーンがぺろりと襞を舐め上げました。
「しぉ、」
「んー?」
甘い安堵したような声に、魔法使いが返します。その間もてちてち、と襞を跳ね上げるように舐め続けたままです。
「なかぁ、」
とろとろに甘い声で、肩越しに見上げてきながらノーマンが訴えます。
「とって、」
そう言って、リネンに頬を擦りつけ、足を更に自分で開いていくのにショーンがくすりと笑いました。
「ん。ホイップと同じくらいに蕩けるまで舐めてあげようね」
四つん這いになって自分から腰を引き上げ、足を開いてみせたノーマンの奥に指を差し入れ、中からクリームを出すというよりは塗りつけるように差し込んだ指を動かしながら、ノーマンにリクエストされた通りにショーンが舌を長く伸ばして開かせた内側を舐め上げていきます。

「んぁう、んん…ッ」
甘く泣き声をノーマンが上げるのににぃんまりとしながら、ショーンが舌を器用に使っていきます。
このローションは僅かに痛痒感を齎すけれども、抜群に感度を良くする成分が含まれています。 それは粘膜から染み込んでいき、その表層を熱いような痒いようなもどかしい気分にさせるものです。
純粋培養で育ったノーマンですから、そういったものに免疫があるわけもなく。 また大変素直な元こぐまなので、通常よりも一層良くその効力を発揮しているのでしょう。
先端に塗りつけたクリームから屹立の内側に成分が潜り込んだので、ノーマンは大変です。
熱い息と熱い蜜を零し続けながら、もどかしさに何度もリネンを強く引いていきます。
「ぁ、っぁ、ンんぅー」
きゅう、と唇を噛み締め、手がリネンから浮きかけるところを、ぐちゅりと奥を刺激することで唆してみます。
「ふぁう」
先ほど放ったにも関わらずノーマンの屹立はきつく張り詰めており、その下の精嚢までぷっくりと張っています。
ぐらりと身体を揺らしたノーマンの片足に手を滑らせて、ショーンがぴちゃぴちゃと奥を舐め上げました。
「ぁ、ぁ、あ、しぉ、」
きゅ、と片手をリネンから浮かせてノーマンが自分の口を押さえます。
「んん?」
てちゅてちゅと舐め上げつつ、奥を刺激しながらショーンが聞き返します。
「まぁだ、へんー…っ」
まるで泣き声をあげているように濡れた声でノーマンが訴えます。
ひくひくと蠢く襞を舌で強めに押しなでて、更に足を開いたノーマンの奥を指で突き上げます。 リネンに上半身をこすりつけて更に腰を上げながら、ノーマンがすすり泣きます。
「ァ…っ」
ずず、と足が更に開いたことに、ショーンが笑いました。
「どこがへん?」
甘い声で囁きます。
「もっと、ぉく…、じゅくって、」
するんですよぅ、と嗚咽交じりに訴えられ、ショーンがとろとろと唾液を落とすように開いた奥を舌と指で宥めます。
けれどノーマンは自分の屹立もうずうずしていることを忘れているようです。 へんー、とえぐえぐと啜り泣きながらノーマンが強請ります。
「もぉっと、しょぉ、」
「ん」
奥を開かせて内を探っていた手はそのままに、もう片方の手でリネンを掴んでいたノーマンの手を捕まえました。
そしてそれをぱんぱんに張り詰めているノーマン自身の屹立に導きます。
「弄くってごらん」
襞に舌を当てたままでショーンが言います。
「で、もぉ、」
ふあ、とほんの僅かな刺激が足されただけでも体温を上げたノーマンが、ぶるぶると震えます。
「でも、なに?」
ぐちゅ、と奥を掻く様に指で撫でつつショーンが聞き返しました。
「ずきんずきんして、お腹いたくなるものー」
きゅう、とまだ握り締められたままだった手に力が込められます。
「しょぉんのほう、がきもちいいもの、」
甘えて囀るノーマンのリクエストに応え、ノーマンの指ごと熱い屹立を包み込み、その先端を親指で抉るように押し撫でました。
「ぁああ、」
甲高い声が上がるのと同時に舌と指を差し込んでいた場所をきつく絞られ、ショーンが低く呻きました。
けれどどちらも休まずにノーマンを追い上げていきます。
「ぁ、ぁっふ…」
腰を揺らし、ショーンの手ごと屹立を扱いてノーマンが甘ったるい声を上げます。 一瞬痛痒感が和らぐのでしょう。
それでも、中和するのは唾液だけですから、とろとろと屹立から蜜を垂れ零し続けていても痛痒感がなくなっていかないのです。
ほとほと、と涙を零しながら快楽に震えるノーマンを、ショーンは遠慮なく追い上げて行きます。 次第に、ぐちゅぐちゅと濡れた音がどちらも変わらない大きさで聞こえるようになっていきました。
「ァ、ァあッ、」
自分で屹立を引き絞り、甘い声で鳴いたノーマンは、快楽に酷く素直で従順です。
真っ赤に染まったヒップや四肢を細かく震わせて、快楽を追い求めていきます。 とろとろ、と濡れきったブルゥアイズが肩越しに懸命にショーンを見遣ってきました。
「しょぉおん、」
ぽろぽろと涙を零してノーマンが訴えます。
「まえもー…、くりぃむ、ぜんぶとって…ッ」
ぐちゅん、と指で内側をきつく擦り上げてショーンが頷きました。
「しょぉ、」
快楽の絶頂感が目の前なのに到達できずにじれったさに我慢できなくなったノーマンの腰を引き上げさせ、指を内側から抜いてからくるん、とリネンに押し倒しました。
「んんん、」
そしてそのままぱくりと咥えて口中でノーマンの屹立を吸い上げます。
むずかるようにノーマンが声を上げて、潤んだ双眸でショーンを見上げます。きゅ、と寄った眉根が艶かしいです。 まさに泣き顔だったノーマンの表情が、だんだんと溶けていきます。
まるでアイスキャンディーのようにショーンが吸い上げて唾液に塗れさせるたびに、ノーマンの表情ももどかしさから苛立った表情より、快楽に蕩けてぼうっとした表情に変わっていきます。
「−−−−ふあ、」
両脚を肩に乗せさせ、奥を遠慮なく開かせ、曝し。奥にはまた指を3本揃えて押し入れて、ぐちゅぐちゅと弄くっていきます。
手足がとろんと重くなり、時折ぴくりぴくりと跳ね上がっていきます。
「ぁ…っん、んぁ、」
その都度、ノーマンの嬌声交じりの吐息も跳ね上がり、肌が赤く染まっていくのです。
管の細い屹立の天辺から進入したクリームは、もうこれですっかり中和されてしまったのでしょう、甘い声でノーマンが鳴くたびに舌を差し入れていたショーンは、口を離してノーマンに言いました。

「一度イっとく?それともオレのが欲しい?」
「しぉ、」
はふん、と熱い吐息を零しながらノーマンが双眸を揺らしました。 きゅ、とノーマンのヒップを捕まえていた手を懸命に手を伸ばして捕まえ、掠れた声が訴えます。
「ほしいです、」
「ん、いいよ。でもそれには自分でオレを入れて?」
ごそごそ、と蠢くノーマンの内側から指を浅いところまで引き抜き、ショーンが重ねて尋ねました。
「できそう?」
ぽやん、とした表情のまま見上げてくるノーマンの膝に口付けてから、ショーンが完全にノーマンの内側から指を引き抜きました。
「んふ」
そして肩に担いでいたノーマンの足を下ろして、ずり上がってノーマンの顔を覗き込みます。
甘く喘いでいたノーマンが、かぷ、と首にかじりついてくるのに、ショーンがくすくすと笑いました。
「しょぉ、」
甘い声で鳴いた後、あじあじ、とまるで仔猫のように肌を齧られて、ショーンがそろっとノーマンの体の上層を撫で上げました。
そうしたならば、全体重を預けられ、思わずショーンの体がリネンについてしまいます。
「んん?」
ショーンが目を瞬いている間に、のそのそ、と身体を重ねていたノーマンがショーンの腰を跨いでいったのです。
「…ノーマン?」
甘いトーンで声をかけても、ノーマンはショーンの肌をあじあじと咬むだけです。
そして、くう、と腰を引き上げたと思うと、ショーンの手に包み込んで支えてから、ゆっくりと腰を落とし始めました―――――熱い屹立の先端がノーマンの同じ様に熱い内側に押し当てられたのです。
「うわ、」
「んん、」
こればっかりは予期していなかったショーンが低く呻けば、初の試みにノーマンは半分閉じていた目をふわりと開きました。
「しょお、」 と甘ったれた声で言いながら、くう、と腰をノーマンが落としていきます。
「ずくんてしてるの、」
「…どうしてほしい?」
「んん、ッ」
眉をきゅう、と寄せて荒い胃気を繰り返すノーマンに、ショーンが尋ねました。
ぐぐ、と更に腰を落として震えながら、 「も…しろっぷ、出ちゃ…っそぅ、」 ぐぐ、と最奥まで屹立を飲み込んで、はふはふと喘ぎながらノーマンが言いました。そしてきゅう、とショーンのお腹の上を握ります。
こくん、と生唾を飲み込んでから、ショーンがぺろりと舌なめずりをしました。 そして、ぎゅう、とノーマンの屹立を指で作ったワッカで抑えつけながら、がつん、と腰を揺らしました。
「ぁあッア、」
甲高い悲鳴じみた声を上げたノーマンの体が震え、とろん、と屹立の先端から蜜が零れていきます。
けれどショーンはそれを気にすることなく、もう片方の手でノーマンのヒップをきつく掴みながら、がつがつと腰を揺らしてノーマンの内側を擦り上げます。
「ぁあああ、アぁ、ッ」
甘ったるい嬌声を零して、ノーマンがぎゅうっとショーンの腰を両脚で挟みつけながら身体を震わせました。
とろとろとろ、と押さえ込んでいるにもかかわらず、ノーマンの屹立からは多量の蜜が零れていきます。
そのあまりの艶かしさに、ショーンは遠慮なくノーマンの屹立を搾り上げて後押ししながら、自分も我慢を重ねていた快楽を放出するためにペースアップをしていきます。
かくん、と後頭部を後ろに倒し、ノーマンの片手がきつくショーンの腹の上に縋ります。
く、と歯を食い縛り、ショーンが追い上げていけば、揺らされるがままに顔を斜めにしたノーマンがほろほろと両目から涙を零しながら蕩けた視線を投げ落としてきます。
「ぁ、も…、ぉ、もぉ…っ、ぐら、って」
切れ切れに小さな声で訴えるノーマンのヒップと屹立にきつく指を突きたてながら、ショーンがぎちゅっと大きく腰を突き入れました。
「しぉ、…ッ、くださ…ぁ、」
そうノーマンが言い終わる前に、ショーンが力強く突き上げながら、内側に熱い体液を迸らせました。
ノーマンが甘い悲鳴交じりの嬌声を上げました。 ぶるぶる、と身体を震わせたノーマンの奥深くに精液を注ぎ込み。 漸く迸り終わったところで手の力を抜くと、くた、とノーマンの体が崩れ落ちてきました。
「しょぉん、」
掠れて甘い声で囁いたノーマンの身体をぎゅう、と抱き締めながら、魔法使いがくすくすと笑いました。
「真っ白になれたか?」
「おそと、」
とろん、と意識も身体も蕩けさせたまま、キャンドルの光りに溢れた室内を見遣って、ノーマンが呟きます。
「外だけ?」
熱い手をそろそろと伸ばして、ノーマンがひたりとショーンの額に触れました。
「くらくらですもの、」
そうか細い声で囁きます。
「きらきら?」
くすくすと笑いながらショーンが問い質せば、くふん、と笑ったノーマンが柔らかく唇を舐め上げてきました。
正しくノーマンのリクエストを拾い上げて、ショーンがくるりと体の上下を入れ替え、思わず喘いだノーマンの双眸を覗き込んで笑いました。
「もちろん、まだまだ離すわけなんかないからな」